私が知ってる限りの、
- AviUtlでできること
- AviUtlでできないこと
のまとめです。
AviUtlで出来ること一覧
リサイズ・アス比
動画のリサイズができます。
例えば
- 「1920×1080→1280×720にリサイズする」みたいな事ができる(ダウンコンバート)
- 「1280×720→1920×1080にリサイズする」みたいな事ができる(アップコンバート)
- 「1920×1080(16:9)→1440 x 1080 (4:3)にアスペクト比率を変更する」みたいな事ができる
など。
参考:【AviUtl】動画をリサイズする方法【アスペクト比】
トリミング
動画のトリミングができます。
例えば
- 「1280×720→1280×300みたいに横部分のみをトリミングする」みたいな事ができる
- 「1280×720→900×720みたいに縦部分のみをトリミングする」みたいな事ができる
など。
参考:【AviUtl】動画をトリミングする方法【クリッピング】
回転
動画の回転ができます。
例えば
- 「動画の○○秒から△△秒にかけて□□°回転させる」みたいな事ができる
- 「動画を0~360°回転した状態で再生する」みたいな事ができる
など。
反転
動画の反転ができます。
例えば
- 「動画を左右反転した状態で再生する」みたいな事ができる
- 「動画を上下反転した状態で再生する」みたいな事ができる
など。
参考:【AviUtl】上下左右反転動画の作り方【ダンス動画等】
色の反転
▲輝度反転 | ▲色相反転 | ▲階調反転 |
色の反転ができます。
例えば
- 「輝度反転」ができる
- 「色相反転」ができる
- 「階調反転(ネガポジ反転)」(輝度反転+色相反転)ができる
など。
参考:【AviUtl】「ガーン!!」的な色反転のやり方(ネガポジ反転)【階調反転】
参考:【AviUtl】基本効果エフェクト(座標・拡大・透明・回転・領域拡張・リサイズ・ローテーション・反転)の使い方
合成
いろいろなモノを合成できます。
例えば
- 動画の合成
- 「AとBの動画を並べて再生する」みたいな事ができる(⇒2つ以上(複数)の動画を1画面に並べて合成する方法)
- 画像の合成
- 「Aという動画の中にBという画像(.jpg)を差し込む」みたいな事ができる(⇒画像を合成する方法)
- 音声の合成
- 「Aという動画の中にBという音声(.mp3)を合わせて流す」みたいな事ができる(⇒音声を合成する方法)
- 字幕の合成
- 「動画の○○秒から△△秒までに□□という文字を合成する」みたいな事ができる(⇒字幕(テロップ)の入れ方)
- 図形の合成
- 「動画の○○秒から△△秒までに[四角形]を合成する」みたいな事ができる(⇒設定ダイアログの使い方)
など。
カット・結合
動画をカット・結合ができます。
例えば
- 「動画の○○秒から△△秒まで切り取る(カット)」みたいな事ができる
- 「動画Aの○○秒から△△秒まで切り取って(カットして)、動画Bの○○秒目から差し込む(結合)」みたいな事ができる
など。
参考:【AviUtl】動画の不要なシーンをカットする方法【結合】
エフェクト
色々なエフェクトを掛ける事ができます。
例えば
- モザイク
- ラスター
- ノイズ
- ブラー
- 色々なアニメーション効果
- ・・etc(多すぎるので割愛)
など。
再生速度・逆再生
再生速度の変更、逆再生ができます。
例えば
- 倍速再生
- 「動画の○○秒から△△秒まで1~20倍速にする」みたいな事ができる(最高で20倍速)
- スロー再生
- 「動画の○○秒から△△秒まで0.1~1倍速にする」みたいな事ができる(最高で0.1倍速)
- 逆再生
- 「動画の○○秒から△△秒まで1~20倍速で逆再生する」みたいな事ができる(最高で20倍速)
など。
参考:【AviUtl】動画を倍速・スロー・逆再生する方法【早送り|巻き戻し】
フレーム処理
いろいろなフレームの処理ができます。
例えば
- インターレース解除
- 「インターレース」から「プログレッシブ」へ変換できる(⇒インターレース・プログレッシブとは?)(⇒インターレース解除する方法)
- 逆テレシネ
- テレシネされた動画を元に戻す(逆テレシネ)事ができる(⇒「テレシネ」「逆テレシネ」の意味と違い)
- フレームの間引き
- 「60fpsの動画を30fpsに間引く」みたいな事ができる(⇒フレームレート(fps)を変更する方法)
- フレームの水増し
- 「30fpsの動画を60fpsに水増し」みたいな事ができる(⇒フレーム水増しする方法)
- フレーム補間
- 「30fpsの動画を60fpsに補完処理する」みたいな事ができる(※AviSynth+MvToolsを組み合わせる必要あり)(⇒動画のフレーム補間する方法)
など。
音の加工
サンプルゆっくり音源(.wav) | |
---|---|
原音 | |
ディレイ | |
エコー | |
リバーブ |
動画音声の(簡易的な)加工ができます。
例えば
- エコー
- ディレイ
- リバーブ
など。
参考:【AviUtl】エコー・リバーブ・ディレイをかける方法
音の調整
動画音声の調整ができます。
例えば
- パンの調整(左右音量の調整)ができる
- 音量の調整ができる
など。
フィルタ
動画にいろいろなフィルタをかけることができます。
例えば
- ノイズ除去
- 動画のブロックノイズを軽減できる(⇒ノイズ除去フィルタ)
- 動画のバンディングノイズを軽減できる
- ・・etc
- 輪郭を調整
- 動画のシャープ化ができる(キリッとした映像にできる)(⇒輪郭補正で動画の画質を向上させる方法)
- 動画をぼかせる(モヤァとした映像にできる)
- ・・etc
- 色調補正(カラグレ等)(⇒動画をカラーグレーディングする方法)
- 動画の「明るさ」を調整できる
- 動画の「コントラスト」を調整できる
- 動画の「色相」を調整できる
- 動画の「輝度」を調整できる
- 動画の「彩度」を調整できる
- ・・etc
など。
エンコード
色々な動画形式(映像コーデック・音声コーデック)で動画をエンコードできます。
動画形式で言うなら
- AVI
- MP4
- MKV
など。
コーデックで言うなら
- 映像コーデック
- H.264
- H.265
- 可逆圧縮系
- ・・etc
- 音声コーデック
- MP3
- AC3
- 非圧縮
- ・・etc
など。
プラグインで拡張できる機能
プラグインを追加することで、機能を追加することできます。
例えば
- モーショントラッキング(追跡機能)ができる(⇒モーショントラッキングを使って顔を隠す方法【追跡機能】)
- 透明ロゴの分析・透過ができる(⇒動画内のロゴを消す方法)
など。
他ソフトとの連携
他のソフトと連携して、高度な編集ができるようになります。
例えば
- 「AviSynth」と連携して、AviUtlの機能を使わずに動画編集できる
- 「ゆっくりムービーメーカー」と連携して「ゆっくり実況動画」を作れる(⇒ゆっくり実況動画の作り方まとめ)
- 「nicotalk」と連携して「ゆっくり実況動画」を作れる(⇒ゆっくり実況動画の作り方まとめ)
など。
AviUtlで出来ないこと
DVD・BDへのオーサリング
オーサリングしたい場合は、「AviUtlで動画エンコ」→「他ソフトでオーサリング」という風にする必要があります。
高解像度の動画編集
32bitソフトなので、1920×1080レベル以上の解像度になると動作がモッサリしてきます。
快適に編集できる解像度の限界は、1920×1080(フルHD)くらいまでです。
キレイに3Dレンダリング
描画にDirectXを使っている関係上、どうしても”粗さ”が目立ちます。
※そもそも動画編集ソフトに3D機能を求めること自体、筋違いですが・・
ストーリーボードでの動画全体の管理
ストーリーボード機能がないので、動画全体の管理ができません。
※ただし、大規模な動画を作るのでなければ特に不要ですが・・
高度な音声加工
高度な音声加工はできません。
例えば
- イコライズ
- コンプレッサー
- ワウ
- ノーマライズ(正規化)
- コーラス
- フランジャー
- ・・etc
などはできません。
また
- ディレイ
- エコー
- リバーブ
についてもAviUtl標準の機能だと低レベルな加工しかできません。
このページの情報は以上です。
おすすめページ:【AviUtl初心者向け】よくある質問と回答(FAQ)
おすすめページ:AviUtl初心者が最初に読むべきページ【導入から使い方まで】
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