ブルーレイで動画を書き込む際の方式(アプリケーションフォーマット)として
- BDMV
- BDAV
という2つの方法があります。
この記事では、この2つの違いについて簡単に紹介します。
アプリケーションフォーマットとは?
BDMVやBDAVは、「アプリケーションフォーマット」と呼ばれる規格です。
アプリケーションフォーマット」というのは、
「DVDに動画を格納する際は、○○というフォルダと△△というフォルダを作って、動画ファイルのコンテナは○○、コーデックは○○、んで動画ファイル自体は○○というフォルダに入れてね。」
みたいな取り決めの事です。
BDレコーダーのようなBDを読み取る機械は「アプリケーションフォーマット」を見て
「このBDは○○というアプリケーションフォーマットだから動画ファイルはこのフォルダに入ってるはず!」
という風に読み込めるわけです。
なのでフォルダ構造やコーデックが間違っていたりすると、BDレコーダー達は「ファイルがない!こんなコーデック知らない!動画を読み込めない!」となるわけです。
アプリケーションフォーマットは、そういった機器間での共通ルール的なものです。
「BDMV」や「BDAV」規格を応用した、DVDにハイビジョン録画できる、
などもあります。(これはDVDでもBD相当の動画を録画するために作られた規格です)
ちなみにDVDの「アプリケーションフォーマット」は
などがあります。(DVDをダビングした事ある人なら「Videoモード」や「VRモード」などといった言葉を聞いたことがあると思いますがコイツの事です)
機能的な違い
機能的な違いとしては、以下のようになります。
BDMV
基本的に、市販品の「BD-ROM」(レンタルしてきたBDなど)に使用されている方式です。
具体的な特徴としては、
- 「メニュー」画面を表示させる事ができる
- BDAVに比べてBDMV方式で動画をオーサリングするとめちゃ時間がかかっちゃう
- 動画音声がAACコーデックの場合は書き込めない(別途変換する必要がある)
- オーサリングしようとしている人はこの点を要注意
- 複数チャンネルは不可(例えば「日本語音声」と「英語音声」を切り替えたりとかはムリ)
- 追記する事が出来ない
などがあります。
動画の仕様としては、
- コンテナ:MPEG-2 TS
- 映像コーデック:H.264
- 音声コーデック:AC-3
のセットで使用されることが多いです。
今時の動画の音声コーデックはAACな事が多いので、BDMVでオーサリングする場合は事前に変換してからオーサリングしないといけません。
関連:multiAVCHDでブルーレイにBDMVを書き込む方法【フリーブルーレイオーサリングソフト】
関連:tsMuxeRの簡単な使い方と【フリーブルーレイオーサリングソフト】
BDAV
基本的に、新品のBDにデジタル放送を録画する時に使用される方式です。
具体的な特徴としては、
- デジタル放送を録画する際に使われる方式
- 「録画モード」で言うところの「DRモード」で録画すれば、放送と同じく「Mpeg-2 TS」の無劣化で録画できる。(リアルタイムで見るのと同画質)
- あとデータ放送も録画できるらしい?(一部メーカーだけ?)
- 複数チャンネル対応
- BDMVと違ってAACコーデックが使える
- 追記する事ができる
- メニューを表示することができない
- BD-R、BD-REで作成する場合、BDMVより互換性が高い
- BDレコーダーならほとんどの機器で再生できる
などがあります。
主として、
- コンテナ:MPEG-2 TS
- 映像コーデック:H.264
- 音声コーデック:AAC
のセットで使用される事が多いです。
「メニューとかどうでも良いから、どんな機器でも観れるBDを作りたい!」という場合は、BDMVよりBDAVの方が良いかもしれません。
関連:MakeBDAVを使ってBDに動画を焼く方法【フリーブルーレイオーサリングソフト】
BDMVのBDAVの違い
大きな違いは
・「メニュー」を表示させる事ができるかどうか
・AACが使えるかどうか
という2点です。
2つとも、パソコンのブルーレイ用の「オーサリングソフト」を使用すれば、「BDMV」でも「BDAV」でもどちらの方式でもブルーレイに動画を書き込む事は可能です。(フリーソフトでも可能です)
しかし、「BDMV」方式で書き込んだ場合、再生できないブルーレイ再生プレイヤーが多いのが現状です。(1万以下の安物だとほとんど再生できなかったりする)
ただ、今現在(2015年9月)はそのような状況ですが、将来的にはどちらにも対応するプレイヤーが開発されていくと思われます。(DVDの時と同じように)
また「BDMV」については、DVDで言う所の「DVD-VR」と「DVD-Video」にのっとって、「BD-Video」と呼ばれる事もあります。
BDのフォルダ構造の違い
「BDMV」と「BDAV」のフォルダ構成の違いは以下のようになります。
BDMV
フォルダ構成 BDMV ├ CERTIFICATE ├ AACS └ STREAM ├ ○○.m2ts └ △△.m2ts
BDAV
フォルダ構成 BDAV ├ AACS └ STREAM ├ ○○.m2ts └ △△.m2ts
「BDMV」や「BDAV」フォルダには、動画の本体ファイル(.m2ts等)が格納されます。
「CERTIFICATE」フォルダは、ディスクが正常に読めなかった場合に参照される予備データが保存されます。(オーサリングソフトだと中身が空なことが多い)
「AACS」はBDのコピーガードの情報です。BDレコーダーなどで地デジを録画すると、コピーされるのを防止されるために作られるファイルです。あと市販のBD-ROMの中にも絶対に入ってます。
ブルーレイプレイヤーの仕様から見る「BDMV」と「BDAV」
基本的に「ブルーレイプレイヤー」として販売されているもので「BDAV」を再生できないものはありませんが、「BD-R」や「BD-RE」に書き込んだ「BDMV」は安物のブルーレイプレイヤーの場合は再生できないモノが結構合ったりします。
実際に販売されているブルーレイレコーダーの「仕様」を例に出しながら説明した方が分かりやすいと思うので、今現在(2015年9月)、価格comで売れ筋1位の「DMP-BD85」というブルーレイプレイヤーの仕様を例にして説明します。(ちなみにこれは7000円ほどの安物プレイヤーです)
この表の、赤枠部分の意味を箇条書きにすると以下のように解釈出来ます。
- 「BD-RE」については再生できるのは「BDAV」で作った動画のみ
- 「BD-RE」についてはver3.0から「BDMV」に対応
- 「BD-R」についても再生できるのは「BDAV」で作った動画のみ
- 「BD-R」についてはver2.0から「BDMV」に対応
- 「BD-ROM」は「BDMV」にのみ対応
- というかそもそも「BD-ROM」は私たち一般人が作成する事が出来ないので、そもそも関係ない
・・・ややこしいですね。
要するに、
・ツタヤなどから借りてきたブルーレイ(BDーROM)は見れるけど、自分で作成した「BDMV」形式は一切見れない
・「BDAV」なら100%見れる
ということです。
ちなみに「ブルーレイ対応」と謳っているブルーレイプレイヤー・レコーダーのほぼ全ては、「BDAV」を再生できます。(かなり古い機器だと再生できないかもしれませんが)
あと、プレイヤー自体のファームウェアのアップデートなどにより、対応していない「BD-RE」や「BD-R」などでも「BDMV」も再生できるようになる事があるみたいです。
なので、プレイヤーを所持していて、一度もアップデートを行ったことがない場合は行ってみると良いかもしれません。
ただ、「BD-REは2.1までしか対応ないよ!」というBDレコーダーにBDMVなBD-REのディスクを放り込むと、BDレコーダーがフリーズしてしまう事もあります。(私の実家にあるTOSHIBA製の「DBR-Z310」だとフリーズして取り出せなくなりました。。)
BDにオーサリングできるフリーソフトは大抵BDMVだったりするので、そういうソフトで作ったBDはこの機器では視聴できないので注意です。(BDAVで作る必要あり)
あと、メーカーによって再生の互換性の問題もちょっとあるみたいです。(例えば「○○というソフトでオーサリングしたBDは、△△というメーカー製では再生できない」みたいな)
LTEについて
あと余談ですが、赤枠2段目にある「LTH」というのは従来のBDより安価に作れるBDの事です。
普通のBDとは別物で、互換性もないので、LTHに対応していないBDレコーダーでは視聴できません。(2007年以前のような古いレコーダーはLTHディスクに対応してなかったり)
BDのパッケージなどに「LTH」と書いているので、購入する際は注意しましょう。
※けどこれについても機器のファームウェアアップデートで対応可能になる場合があるっぽい
Amazon: 三菱化学メディア Verbatim BD-R LTH TYPE 130分 1-4倍速 スピンドルケース 50枚パック VLR130YP50V1
参考:ブルーレイメディアを安くするLTHって何? [ブルーレイレコーダー] All About
BD-Jという規格もある
私たち一般人にはあまり関係がないですし、馴染みもありませんが、「BDAV」「BDMV」と並んで、「BD-J」という規格もあります。
これは、「Blu-ray Java」の略で、Java言語を使って「対話型」のコンテンツを作る事ができる規格です。
例えば、
- あるメニューを選択すると、インターネット上から動画コンテンツをダウンロードしてきて、それを視聴できる機能
- BD-Jの拡張機能を使ってBDMVでも追記可能にできる機能
などを実装できたりするものです。
ただ、BD-JなBDを再生するには、高スペックなLSIが要求されるので、現状ハイエンドモデルなBDレコーダーしか再生できない、というのが現状です。
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コメント
1artistsのパフォーマンス(3分間)のみをBDにダビングして、PCに「DVDFab」経由で、ダビングします。二通りあり、(1)M2TSでハードディスクに、(2)ISOでダビング。(2)のISOでダビングして外付けHDDに保存しておけば、PCでVirtualDriveでいつでも見れるのと、BDに焼けば、「BD player」で見れます。2・3時間収録の映像ならそうするのですか、冒頭のように(1)のM2TSなら370MBですむ容量が、ISOだと22.5GB。こういう小ファイルをいずれ結合するために3TBの外付けHDDに保存しているのですが、実映像よりも空映像で占めています。M2TSをISOに変換してBDにダビングし(色んな方法で、何回もTRYしましたが)、「BDplayer」で見れるBDを作成するコツがあったら教えて下さい。※ 「multiAVCHD」にTRYし、映像は映ったのですか、音声が出ず、AACをAC3に変換して、映像・音声を並べて変換したのですが、何か抜けているのか?変換してくれません。
動画(m2tsでも何でもOK)をブルーレイに焼きたいなら「multiAVCHD」っていうフリーソフトがおすすめです。
以下サイトが参考になります。
http://freesoft.tvbok.com/freesoft/author/blu-ray-multiavchd.html
前回後述したのですが、 「multiAVCHD」に最初、m2tsファイルをそのままで変換にかけ、それをImgburnでISO化し、再度それをImgburnで焼いて再生したら、映像は出るのですが音声が無音でした。映像から音声のみをAACからAC3に「VLCメディアプレーヤー」で抜いて、それを「multiAVCHD」上に「add Video Files」、「add Audio Files」…と、それぞれ呼び込み、「スタート」→「Blu-ray」…と進めるのですが、途中で休止状態になり、それでも出来上がった「AVCHD」には、「映像(324MB)」「音声(113MB)」「映像プラス音声(168KB)」…と、うまく変換されてないようです。「multiAVCHD」上の、どこで、何をするのか?が分からないのです。
すみません、きちんと読めていませんでした。
「multiAVCHD」を既に使用されているのですね。
見たところ、手順的に全く問題が無いので他に問題があるのかもしれません。
以下は試されましたでしょうか??
これでもダメなら音声抽出をVLC以外のエンコソフトで行うか、「tsMuxeR」など別のオーサリングソフトに切り替えたほうが良いかもしれません。
すいません、これくらいしか分かりません。
色んなソフトや手段を駆使して、挑戦してはダメ!…を何回も繰り返し、おぼろげながら何をやらなければならないのか?が見えてきた時、「ちょっと待てよ!それなら手持ちのソフトの用途で、何かあったような気がする!」…と。…ありました!「DVDFab9」。
(1)「HDD&BDレコーダー」で録画した地デシ番組「MUSIC STATION」から「R.Y.U.S.E.I(Jsoul Brothers)3:08」のみをBDにダビング。
(2) そのBDを、PC上で「DVDFab Passkey8」経由でハードディスクにリッピング
(m2ts=368MB)。
(3)「m2ts」を「DVDFab9/変換」でコーデック変換。(以下の数値のどれがベストなのか分からない)
[ビデオ]
○ コーデック H264/プリセット 高品質/エンコード方式 高速エンコード(1-パス) ※他にCR F・-2パスあり。(どれを採択すれば良いのか?分からない)
○ ビデオ画質 高品質 ※他にカスタマイス5257Kbpsあれど、(どれを採択すれば良いのか?分からない)
○ ビット/ピクセル 0.15=122MB(スライダーを上げ、0.5=397MBまで上がるが、どれを採 択すれば良いのか?分からない)
[オーディオ]
○ コーデック AC3
○ サンプルレート 48,000Hz
○ ビットレート 128Kbps
上記○印設定で、368MB → 140MBに変換されました(容量がよりスリムになった割には、画質は良い)。
(4) adminadminさんよりアドバイスのあった「tsMuxeR」をインストール。
コーデック変換したm2tsをInput。
○ VIDEO H264 / AUDIO AC3 を確認し、◎Blu-ray ISO で、「Startmuxing」。
「3分間」の動画が、たったMuxingTime 2秒間でした。
(5) その「Blu-ray ISO」を、「ImgBurn」でBDに焼き、2台ある「HDD&BDレコー ダー」それぞれでで、見事成功。(あと1台のBDプレーヤーは古いタイプなので再生不可でしたが。)
adminadminさんのアドバイスのお陰です。ずっと前から思い・やりたかったこと(なんとか実映像容量の軽い ISOを保存し、書込み・再生できないか?)が、やっと実現しました。これで外付けHDD(3TB)にも余裕ができ、かなりのファイルが保存できます。有難うございました。
…と、ここまで昨夜コメントを書いたのですか、今朝、暇があったので、上記(3)の[ビデオ]カスタマイズ5257Kbps/ピクセル0.5=397MB… に設定したBDを作成しましたら、画質が、かなりくっきりとし、立体的になりました。このほうが良かったのでしょうか?
お役に立てたようで良かったです。
時間が短い動画なら、容量が許す限り(片面BDなら25GBまで)、高ビットレートを割り当ててやった方が良いです。画質を最大限保てます。(地上デジタル放送は17Mbpsくらいらしいです)
それとフレームレートは「CFR」より「VFR」のほうが良いです。
あとサンプリングレートは「48000Hz」よりも「44100Hz」が一番良いと思います。(互換性とか不具合的な意味で)
それと、地デジの動画をHDDにリッピングするのは一応違法行為なので、ネット上ではあまり堂々と書き込まない方が良いと思います。。(私のサイトでは構いませんが!)
微細にわたってのアドバイス、有難うございました。
前回は、adminadminさんの適切なアドバイスで、短時間(3分間)の動画映像でしたが、「tsMuxeR」で「Blu-ray ISO」を作成することができました。初めてのソフトに挑戦する時は、短時間の素材に限る…と 思った次第なのですが、今回初めて、長編(108分)動画に挑戦したのですが、以下のようなERRorが出て、意味が分からず困っています。
[ERRor内容] 「tsMuxeR finished with error code-2 / Reading buffer overflow.
Possible container streams are not syncronized. Please,verify streams fps.」…と。
[tsMuxeRに入力したコーデック設定]
「ビデオ」
● コーデック H274
● プリセット 高品質
● 解像度 1440×812
● エンコード高速 (1-パス)
● 画質ビットレート 17,522kbps
● 出力サイズ 13,977MB
「オーディオ」
● コーデック AC3
● チャンネル 5.1ch → ステレオ
● サンプルレート 48,000Hz
● ビットレート 128kbps
「tsMuxeR」が「Blu-ray ISO」変換を始めて、<Progress 46.4% / 6.24GB> までの保存時点で、
上記エラーメッセージが出ました。
先程送信したデータの内、<ビデオ>コーデック値に誤りがあります。H274ではなく、H264です。
fpsの指定はどうなっていますか?
「Please,verify streams fps」って、動画のfpsと、指定したfpsがズレているって意味じゃないでしょうか。
「fps」は、「29.97」と「Tracks」欄に動画を登録した際、プリセット入力されているのでズレてはいないのですが、ひょっとすると「解像度の数値(1440×1080が1440×810になっていた)」がずれていても、「Please,verify streams fps」って同じメッセージが、出ますか?それを確認するよりも、何よりも「Tracks」欄を見ていて気が付いたのが、。最初「multiAVCHD」で動画・音声を同時に登録することから始めたので、動画(H264)・音声(AC3)を(私の場合は「DVDFav9」で)同時に作成したものを「tsMuxeR」の「Tracks」に登録しなければならないと思っていました。ハードディスクにリッピングしてある動画(m2ts)をそのまま登録すればよかったのですね?そして「音声ACC」のチェックマークをはずして変わりに、音声変換した「AC3」を登録するだけで良かったことに数日後に気が付きました。それで「DVDFav9」は使わず、「AnyDVD converter」で、音声変換し再登録しました。
…ら、「Blu-rayISO」は出来上がったのですが、音ずれが…。「せいぜい0.5秒くらいの遅延だろう…」…と思って秒欄に数値を打つのですか、「3ケタのフレーム」に気づくのに丸一日かかりました。映像と音声が「-550」で合致したのでした。
adminadminさんより紹介していただいた「tsMuxeR」。結果的には非常に単純明確なソフトだった!…と、改めて思います。有難うございました。それを自分の固定観念で難しく捉えてた節があります。このソフトの紹介がなければ、いまだ「闇の中」だったと思います。
今年一番の収穫だったと言っても過言ではありません。有難うございました。
adminadminさんの過去のアドバイスで、
(1)音声ファイルは48KHzで準備すること。CD音質(44.1KHz)のファイルは上手く変換してくれない場合が多い。
(2)あとサンプリングレートは「48000Hz」よりも「44100Hz」が一番良いと思います。(互換性とか不具合的な意味で)…と。
※(1)は分かります。(2)の設定は、どこで(どのタイミング時に)行うのですか?「tsMuxeR」上のどこかにそういう欄があるのですか?いくら探してもないのですが…。
サンプリングレートは、もし動画の音声コーデックがAACな場合に、音声だけをAC3とかで抽出して、後に合成したりすると思いますが、それらの際に「44100Hz」を指定するという意味です。
なので、AACじゃない場合はそもそも再エンコードする必要すら無いので、指定する必要がそもそも有りません。ということで「tsMuxeR」は関係ありません。
※「44100Hz」を指定する理由は、単に「44100Hz」は多くの動画・音声のサンプリングレートとして指定される事が多いので、音ズレの心配が一番少ないからです。
ご無沙汰しております。年末になって多少時間ができて、「tsMuxeR」でISO化し、BDに焼くことが多くなったのですが、PCでは再生がスムースなのですが、それをBDプレーヤーで再生すると、動画が、カメラ移動の撮影シーンや、登場人物の動作時に、横縞が出るように(特に高画質であればあるほど)なりました。
(1)解像度1440×1080/フレームレート29.976/ビットレート17320kbps/エンコードパス2…と、「tsMuxeR」上で表示されるも、…どれをいじれば良いのでしょう?解像度に対してビットレートが高い設定…というのは、いかがなものなのでしょうか?
(2)解像度というのは、自分で(例えば、地デジ・BS・CSによって)その数値を変更してやるものなのですか?それとも、「tsMuxeR」が「add」した時点で、読み取った数値が「解像度1440×1080」と、反映表示されているのでしょうか?それとも、解像度の数値によってビットレート数値も変えてやる必要があるのですか?
長い作品だけに、色々、試行錯誤する時間が作れません。よろしくアドバイス下さいませ。
(1)その解像度ってことは地デジなソースですよね。そのくらいのビットレートで十分ですよ。(地デジは14Mbpsくらいなので)
(2)通常、変更してやるものでは有りませんが、そのBDを視聴しようとしているテレビ等が、1440×1080にも満たないサイズなら、解像度を720×480まで下げる事が出来ます。(ビットレート節約)
tsMuxerで表示されているのはその読み込んだファイルの情報です。変更してやるものではありません。
というかtsMuxerには再エンコ機能は無いと思うので、解像度は変更できないです。(ビットレートは指定できるっぽいですけど)
BDとしてエンコする以上、解像度は
1920×1080
1440xx1080
1280×720
720×480(NTSC)
の4択となります。
あと横縞というのは、以下記事で紹介しているgifみたいになるという事でしょうか。(インターレース未解除状態)
https://aviutl.info/innta-re-sukaizyo/
よくわかりませんが、インタレ以外で思いつく原因が見当たりません。。
BDレコーダー側でインタレ解除みたいな設定があったりするんですかね・・
「1440×1080、その解像度ってことは地デジなソースですよね」…って、誰もが思いますよね?…ところが、CSなんです。ですから、CSの解像度に合わせねばならないのか?って、思ったんです。それから言いそびれたことが一つあります。「tsMuxer」でいくらISOを作ってBDを焼いても(三部作なので)、(PCでは、なめらかなスムージーな映像なのに)どれもがBDプレーヤーで再生しても、音声は出てるのですか、コマ送りの(3・4秒くらいの間隔づつの)映像だったのです。「以前はスムースに再生できたのに…なんで?」っと思って、確か以前は「tsMuxer」の「General track option」は、何もいじらずそのままにパスしたと思いますが、今回は、「Change tps 30000/1001」「Change level 4.1」にチェックを入れてISOを作り、焼いたら、コマ送りはなくなり、動画の動きはスムースになりましたが、映像にストライプ(横縞線)が出て見づらくなりました(画質はものすごく良くなりました)。
adminadmin さんの先程のアドバイスは、あとで考察するとして、とりあえず、言いそびれた事を報告しておきます。これ(私のやったこと)、(横縞線が出ることと)何か関係あるでしょうか?
購入時からPCにインストールされていた編集ソフトで、テストケースとして、いづれも一分弱の3バージョンの小生、初の編集実験動画が完成しました。そして、BD-REへその1バージョンを初ディスク保存化する事が出来ました。…と、ここまでは良かったのですが、(ここからが、質問の本題)後の2バージョンの追記ができません。勿論、残りの容量は充分あります。
色々調べて勉強した結果、BDMV規格であることが分かりました。(ちなみに、このディスクでTV番組を幾つも追記出来る)市販のソフトのように凝ったメニューなど今のところ必要ないので、BDAV形式で追記したいのですが、どうか、どなたかPC初心者ですので、分かり易く、ご教授下さい。
追記したい場合は、有料のオーサリングソフトを使うしかないと思います。
具体的には「TMPGEnc」とかです。
参考:http://tmpgenc.pegasys-inc.com/ja/product/taw5.html
参考:http://jp.cyberlink.com/products/powerproducer/features_ja_JP.html
フリーソフトでは多分無理です。
有料なオーサリングソフトを使用されているのなら、そのソフトで追記出来るんじゃないでしょうか。
正直、オーサリングソフトについては全然詳しくないので、「どのソフトにどういう機能がある」とか全然分からないので何とも言えませんが・・・
私もPCの初心者なので、迂闊な事は言えないのですが、「残りの容量は充分あります」とありましたが、それは、
(1)BD-REに、数値的に、充分残量があるのですか?
(2)BD-REに保存する前のISOファイルは、どのくらいの容量だったのですか?
(3)ディスク保存したBDの再生は、PCだけで良い? それともBDプレーヤーでも再生したいのですか?
私がadminadminさんに相談したいきさつも、実は「なんでISOファイルって、たった3分間の動画に23GBもの容量になるのだろう?」…というのが発端だったものですから。追記できるワケがなかったのです。
AKIRA>MYPCさんの質問が、上記のような「ISO状況」じゃなきゃ、別の話になるのですが…。
たった数分もの動画、「m2ts」なら3~400MB容量の動画も、ISO化するとBD容量(実映像+空容量)になるので、「あと数時間の動画映像が入る残量スペースがあるはず」…と思っても、実は目一杯なのでした。
普通に、「m2ts」をいかなるソフトでISO化し、それをBD-REに焼いても、PCで再生できても、BDプレーヤーでは再生してくれません。また、ISO容量が重過ぎて、追記もできません。
軽い「m2ts」を、軽いまんまISO化できないか?
adminadminさんに相談して「tsMuxeR」というフリーソフトを紹介してもらいました。私の場合は、「BDMV」規格でのオーサリングなので、AKIRA>MYPCさんの「BDAV」規格とは、またやり方が異なるでしょうから、そのやり方(フリーソフトでBDAV規格のH264動画を作成する方法)を参考にされると良いでしょう(いずれ私も時間ができたら挑戦するつもりです)。
AKIRA>MYPCより:
adminadminさん。早速のご返答ありがとうございます。そして、koikeさんのアドバイス、感謝します。
まず、adminadminさんの言われてた通り、フリーソフトでは無理であることが分かりました。ゆえに、
有料のオーサリングソフトを使うならば、一層の事、編集ソフトを購入したいと思います。購入時からPCにインストールされていた編集ソフトは、コーレルのVideoStudio Prox7です。ここにインストールされている素材を駆使して、何通りものテスト動画を作りました。そして今、30日無料お試しダウンロードのサイバーリンクのPowerDirector14を(残り、今日を入れてあと5日間)これもまた駆使して、優作?を作りました。
この両社から、小生なりの、気に入った3バージョンをディスク化しようと思い、しかし、追記がなぜ出来ないか,,,,,,!? と言う事で、こちらに投稿した次第です。
そして、koike さん。koike さんの(1)(2)(3)のQのAとしては、いずれも考えるべき余地があります。小生は、初心者の初心者の、そのまたの初心者です。koike さんよりも小生の方が上でしょう。有益な情報を感謝します。
追伸:VideoStudio Prox7.PowerDirector14.は、小生、ビデオ編集に出会った、言わば初恋の人(一夫多妻)です。この両者?でビデオ編集実験を行ってきたので、他は知りません。
adminadminさん、koike さん、この両社の評価は如何なものでしょうか?また、ご両人がそれぞれ推薦する編集ソフトがありましたら、教えて下さい。また相談させて頂きます。
>>この両社の評価は如何なものでしょうか?
使い込んでないので詳しくは知りませんが、どちらも同じような感じな気がします。
私個人的におすすめの編集ソフトは、このサイトの主題でもある「AviUtl」です。
有料編集ソフトは、無料体験期間として1ヶ月くらい設けられている事がほとんどなので、自分で試してみるのが一番良いかと思います。
参考:おすすめの無料・有料動画編集ソフトランキングまとめ【違いを比較】
AKIRA>MYPCより:
adminadmin さん、今後、参考になるリストをありがとうございます。小生、若かりし時、16ミリ編集まで手を伸ばし、(アナログ方式の)寝食忘れて、没頭していました。フィルムでやろうと思って出来なかった事が、デジタルの時代になってようやく、夢が叶う、1歩、いや10歩近づいたよいな気がします。jazzの好きなオヤジの趣味としては最高のものです。ビデオ編集を極める!!この信念をモットーに頑張りますので、 adminadmin さん、これからもご指導をお願いします。
BDAVの字幕について、ご存知でしたらお教えください。
地デジをDRモードで字幕付きで録画したm2tsを、(demuxして)動画部分をMP4に圧縮したら小さくなるかなとXMedia Recode, MakeMKV, eac3to, tsMuxeR等に
読み込ませてみたのですが、いずれも字幕部分を認識しませんでした。
無視されたり未知のフォーマットと出ます。
MediaInfoXPで読ませると、字幕部分は以下のように出ます。
Format : ARIB STD B24/B37
Format profile : HD side panel
BDAVとBDMVの字幕はフォーマットが異なるのでしょうか?
また、フリーソフトで、この字幕を抽出・変換・再結合するか、残したまま動画部分を圧縮できるものはありますでしょうか。
せめて、BDAVの字幕について、理解を深められましたらありがたいです。
ビデオカメラを手にして約3年の初心者です。最初は撮影して、そのまま外付けメディアなどで、そのまま再生してるだけで楽しんでいましたが、最近撮影そた動画を編集する作業に興味をもって挑戦していますが、わからずに困っていることが起こりました。使用機器はソニーHDR-CX675。このカメラ専用の編集ソフト・ソニー「Play Memories Home]
(PMH)を使い、Windows7「ムービーメーカー」(WMB)と連動させて(WMB)ソフトで編集し、完成した動画を(PMH)で再生したところ、動画再生はできましたが、音声再生ができません。あちらこちらとお聞きしましたが、納得できる答えをいただけませんでした。解決法はございますでしょうか?ご指導のほどよろしくお願いいたします。
[…] *2:多くの場合 テレビ放送を録画した場合「BDAV」、それ以外「BDMV」という扱いになるとのこと。テレビ番組を録画したものにも基本的に、コピーガードが入っていますので、動画の使 […]