動画の「テレシネ」「逆テレシネ」の意味と違い

動画における「テレシネ」「逆テレシネ」の意味について簡単に解説。

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テレシネ・逆テレシネとは?

テレシネと逆テレシネの意味について簡単に紹介します。

テレシネとは?


テレシネ
出典:テレシネ – Wikipedia

テレビの地上波放送では、大抵の番組は30i(30fpsインタレース)で放送されています。(中には24iと30i混合のものもあるけど)

その中でも、「アニメ」や「映画」というのは元々24p(24fpsプログレッシブ)として製作されている為、テレビの地上波で流す前に、24pから30iに変換しています。

この「24pから30iに動画を変換すること」を「テレシネ」、若しくは「2:3 プルダウン (3:2 プルダウン)」などと呼びます。

変換する方法としては、フレームを6フレーム分(12フィールド分)、水増しするだけです。

具体的には以下のようにします。

  • 1   2   3   4   5   6   7   8   9

こういう風に9フレーム有ったとすると、

  • (TF)1   2    2    3    4    5    6    6    7    8    9
  • (BF)  1    2    3    4    4    5    6    7    8    8    9

こういう風にTF(トップフィールド)とBF(ボトムフィールド)をそれぞれ、2・3フィールドずつ水増しして、無理やりに30iに変換します。

逆テレシネとは?

先述した通り、私達視聴者が普段観ている「アニメ」や「映画」というのは、元々24pだったのを無理やりに30iに変換したものです。

つまり、実際には水増しされたフレームが一定間隔で差し込まれている為、製作された元映像よりも劣化してしまっているわけです。(劣っているというか、余分なフレームが差し込まれているので本来の動画の動きより若干遅いという感じです)

このように無理矢理30iに変換されてしまっている動画を元の24pに変換してやる事を「逆テレシネ」と言います。

ちなみにDVDとかBDで販売されている「アニメ」や「映画」ではきちんと逆テレシネされたものが使われています。

逆テレシネするメリット

逆テレシネする事により以下のようなメリットが有ります。

  • 動画のファイルサイズが小さくなる(単純計算で0.8倍くらいにできます)
  • フレームの水増しによって生じるコーミングなどのノイズ、微妙な映像のズレなどを直せる
  • エンコード時間が短くなる(単純にフレームレートを減らせるので)

「アニメ」や「動画」をテレビ放送で録画して、何も処理せずにパソコンなどに大量に保存している人などは存分にやる価値が有ります。

※テレシネ・逆テレシネ等については以下のサイトが非常に参考になります。

テレシネ・逆テレシネする方法

エンコードソフトなら「AviUtl」「HandBrake」などがテレシネ・逆テレシネに対応しています。

まとめ

・テレシネは、24pから30iに動画を変換すること

・逆テレシネは、テレシネした動画を元に戻すこと

このページの情報は以上です。

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