【AviUtl】「弾いてみた」動画の作り方【録音方法】

AviUtlを使用して、ギターやベース・ピアノ(キーボード)などの「弾いてみた」動画の作り方について簡単に紹介します。

この記事では「動画編集」の説明をメインとしますので、楽器の音声を録音する方法や、ミックスする方法についてはかなり端折ります。

この記事での説明する「弾いてみた動画の作り方」は、「映像」と「音声」を別撮りする方法です

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最初に)必要な機材・ソフト

最低限、「弾いてみた動画」を撮影するのに必要な機材やソフトについて、箇条書きで紹介します。

※「マイクから直接録音する!」って場合は、「DAWソフト」と「オーディオインターフェース」は不要です。

①カメラ(動画を撮影する機器)

ハイビジョンカメラ

今の時代「スマフォ」で十分ですが、「画質に拘りたい!」って人は「ハイビジョンカメラ」とか「一眼レフカメラ」を買いましょう。

ちなみに「ハイビジョンカメラ」とかを使うほど画質に拘りたいなら、動画をエンコードする知識についてもある程度無いと、動画編集後の動画の画質が”残念な事”になってしまいます。

動画についての知識も、ある程度勉強しましょう。(「そんな勉強したくない!」って人はスマフォで十分です)

②DAWソフト(楽器から音を録音するソフト)

cubase

有料DAWソフトの定番としては「Cubase」とか「SONAR」とか「ProTools」です。

私は「Cubase」しか使ったこと無いので、他のソフトは分からないので何とも言えませんが、定番系のソフトなら”ハズレ”を引く事はないと思います。

有料のものでなくても、「Studio One Free」「MU.LAB」とか、フリーのものでも一応代替出来ます。

あと、DAWソフトじゃないですけど、フリー音楽編集ソフトである「Audacity」とかでも代替出来ます。(DAWソフトと違って機能は少ないですが、逆に機能が少ないので割りと直感で扱えます)

③オーディオインターフェース(楽器とパソコンを繋げる機器)

ur-22

要は「パソコンと楽器を繋げる為に必要な機器」です。

USBでパソコンと接続します。

「ギター」→「オーディオインターフェース」→「パソコン」みたいな感じで使います。

「オーディオインターフェース」を購入すると、「DAWソフト」が付属してくる事が多いので、「DAWソフト」も購入しようと考えている人は、「DAWソフトが付属してくるオーディオインターフェース」を探すと良いかもしれません。

※ただし、「オーディオインターフェース」に付属してくる「DAWソフト」は、通常版より機能が制限されたものです(と言ってもかなり多機能ですが)

具体的な機器名で言うと、例えば初心者におすすめなのは、「UR-22」とかです。これには「Cubase AI」っていう「Cubaseの廉価バージョン」みたいなのが付属してます。(私も使ってます。。)

ちなみに「オーディオインターフェース」が無くても、例えば「マルチエフェクター」や「キーボード」など、パソコンにUSB接続出来たりするタイプの機器があったりすると、「オーディオインターフェース」が無くても代替出来たりします。(例えば「POD HD500X」とか)

④動画編集ソフト(動画を編集するソフト)

AviUtl_icon

動画編集ソフトは色々なものが有りますが、この記事では(このサイトの主題でもある)フリー動画編集ソフト「AviUtl」を使用するものとします。

※他の動画編集ソフトを使いたい人は以下の記事などを参考にしてみてください。

⑤マイク(楽器から音を録音する機器)

マイク

「DAWソフト」を使用せずに、「直接マイクから楽器の音を録音したい!」って場合に使用します。(この場合「オーディオインターフェース」も「DAWソフト」も不要となります)

最悪、スマフォをマイク代わりとして使用しても良いかもしれません。(音質は最悪ですが)

ちなみに、マイクから録音するという事は「一発撮りする」という事と同義なので、楽器の腕に自信が無い人にはオススメしません。

⑥カメラを固定するスタンド(「三脚」とか)

スタンド_三脚

撮影の際は、「三脚」みたいな「カメラを固定する機器」がないと、たぶん上手く撮影出来ません。

私もギターの「弾いてみた」動画をたまに投稿するのですが、私は以下の様な、スマフォをクリップみたいなので挟み込めるタイプのやつを、冷蔵庫に吸盤でくっ付けて、室内で撮影しています。

どちらかを買わないと上手く撮影出来ないと思います。(撮影出来る事には出来るけど、準備にすごい手こずると思います)

作り方の手順

手順を箇条書き形式で、順番に紹介していきます。

①演奏したい曲に合わせて「録音」する

キャプチャ_logo

録音する方法としては主に2通りの方法が有ります。

  1. 直接マイクから録音する
  2. DAWからパソコン経由で録音する

1.については、普通にアンプの近くとかにマイクを近づけて録音するだけです。

私はマイクの種類とかに詳しいわけじゃないので、自分でググッて下さい。音質を気にしないなら、スマフォのマイクとかでも良いと思います。

録音の方法は、DAWソフトによって違うので、この記事では割愛します。(各自で調べて下さい)

②録音した音声を「ミックス」する

mix

「ミックス」というのは、

  • 録音した音声の「音域」をカットしたり、ブーストしたり、
  • 「音源」と「録音した音声」のバランスを調整したり、

する事を言います。

これは各DAWソフトによって操作が違うので、各々で調べてみてください。

「ミックス」をやる事で、出来上がりの質が格段に上がります。

③録音した音声を「出力」する

mp3

単に、「.wav」や「.mp3」ファイルとして出力(エンコード)するだけです。

出力するフォーマットとかは以下の様な感じで十分です。

  • ファイルフォーマット:.wav(出来ればmp3じゃないほうが良い)
  • サンプリングレート:44100hz(市販のCDと同じ)
  • ビット深度:16bit(市販のCDと同じ)

これも、各DAWソフトによって操作が違うので、各々で調べてみてください。

参考として、私が使用している「Cubase」の場合は、(録音・ミックスが終わった後)メニューの「ファイル」→「書き出し」→「オーディオミックスダウン書き出し」という項目から「.wav」ファイルとして書き出せます。(こんな感じ↓)

cubase_書き出し画面

④録音した音声に合わせて動画を「撮影」する

撮影

俗に言う「アテフリ」ってやつです。

「撮影」に使用するカメラは何でもOKです。(正直、スマフォとかで十分です)

撮影する際の注意点として、スマフォの場合、「前面カメラ」で撮影すれば、自分の姿を確認しながら撮影する事が出来ますが、「前面カメラ」というのは「解像度」が低い上に、「画質」が良くないのでオススメしません。

出来れば、「背面カメラ」で撮影するようにしましょう。

「背面カメラ」で撮影する場合は、こんな感じ↓で、撮影中に「置き鏡」でスマフォ画面をうまいこと映す事で、自分の姿を確認しながら撮影出来ます。(ちょっと工夫しないといけないですけど)

鏡写し

▲こういう「置き鏡」は100均で売ってます

撮影する動画のスペック的には以下の様な感じで良いと思います。

  • 解像度:1280×720(出来れば1920×1080)
  • fps:30fps(60fpsに対応してるカメラなら60fpsでも良いかも?)

ビットレートとか明るさとかは、動画編集の段階で調節出来るので、そこまで気にする必要は有りません。(ホワイトバランスとか)

あとfpsも動画編集の段階で調節出来るので、出来れば大きめのfpsで撮影しといたほうが良いかもしれません。

⑤撮影した「動画」と録音した「音声」を合成する

ここからがこの記事の本題。

※読み始める前に以下の記事にてAviUtlの導入・初期設定を済ませて下さい。(AviUtlは非常に奥が深いソフトなので、残念ながら「ダウンロードが終わったら即使える」というものではないのです・・・)

  1. AviUtl本体と拡張編集プラグインの導入方法【ダウンロード・インストール】
  2. L-SMASH Worksの導入方法と使い方
  3. x264guiExの特徴と導入方法について
  4. 最低限の初期設定方法【システムの設定】

基本的には、「録画した動画ファイル(.movとか.mp4とか)」と「録音した音声ファイル(.wavとか.mp3とか)」を、AviUtlの「タイムライン」と呼ばれるウィンドウにドラッグ&ドロップして、「オブジェクト」の位置を前後に調整(調整はドラッグ&ドロップ)するだけです。

○簡単な手順

  1. アテフリ動画を読み込む
    タイムラインに「動画ファイル(.avi)」を読み込んだ画像
    弾いてみた_アテフリ動画

    ▲この画像で言う所の「アテフリ動画.mp4」と書かれている青の矩形図形が「動画オブジェクト」で、「音声ファイル[標準再生]」と書かれている青の矩形図形が「音声オブジェクト」です

  2. アテフリ動画の「音声」を消す
  3. 次に、例えば「ギター音源.wav」という名前で、ギターの音を録音したのであれば、その「ギター音源.wav」をタイムラインにドラッグ&ドロップして「音声オブジェクト」として追加して読み込みます。
    弾いてみた_アテフリ動画1
  4. あとは、各オブジェクトを左右にずらして「映像」と「音声」のタイミングを合わせれば(一応)完成です。

他にも、オブジェクトをダブルクリックして、「設定ダイアログ」を表示して、設定だアイログの値を自由に変更してやって、「動画の位置」や「拡大率」を変更することで、2つ以上の動画を並んで再生させたりも出来ます。

動画の盛り上がる部分等で「エフェクト」を使って、オシャレな演出をしてみるのも良いです。(ブラーとか色調補正とか)

字幕も入れたい場合は以下の記事も参考にして下さい。

動画編集が終わったら、後は「エンコード」して動画として出力すれば完成です。(mp4コンテナのH.264コーデックがおすすめ)

とりあえず、この記事で紹介した記事も含めて、すべての記事を理解すれば、クオリティの高い「弾いてみた」動画が作れると思います。

AviUtlは奥が深い

ここまで読んだ人は気づくと思いますが、AviUtlは非常に奥が深いソフトなので、1日やそこらで完璧に使えるようになるのは正直言ってムリです。

一通り使えるようになるには、最低でも3日くらいは掛かるかと思います。

更に、完璧に使いこなせるようになるには、最低でも1週間くらいは掛かります。

元々「動画の知識が無い人」なら、最低でも2週間くらいは掛かります。(もっと掛かるかも)

ただ、AviUtlを完璧に使いこなせるようになれれば、プロ顔負けの動画を作る事だって可能です。(有料動画編集ソフト級なので)

AviUtlを基礎から学びたい!」って人は以下の記事から読み進めてもらうと、効率的に学べるかと思います。

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