【AviUtl】さつき氏のスクリプトまとめ(3/6)【@ANM2効果一覧】

AviUtlスクリプト製作者「さつき」氏が公開しているスクリプト集の「ANM2」効果についてのまとめです。

「ANM2」系は、

  • テキスト
  • 画像
  • 動画
  • カスタムオブジェクト

などの様々なオブジェクトに適用できます。

 

導入方法については以下記事を参考にしてください。

参考さつき氏のスクリプトの導入方法

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各効果一覧

n分の1拡大

n分の1拡大

「n分の1拡大」という感じで拡大・縮小できます。

「基本効果」の「拡大率」などが無かった時代に重宝した効果だと思うので、今はもう使用する意味が無い気がします。

2次ベジェ曲線

2次ベジェ曲線

「真上にボールを投げて自由落下してくる」みたいな動きが出来ます。

Z軸にも対応しています。

3次ベジェ曲線

元々の

  • X
  • Y
  • Z

座標(開始地点)から、「始点」と「終点」を経由して、「ベジェ曲線」な動きを簡単に実現できる効果です。

3次ベジェ曲線Bezier

「始点」「終点」には、それぞれ

  • X
  • Y
  • Z

座標を設定できます。

グループ制御もどき(親)、グループ制御もどき(子)

グループ制御」の中で更に「グループ制御」が作れるようになる効果です。

ver 0.92以前(2013/7/15以前)は「同じグループのオブジェクトを対象にする」の項目が無かったので、重宝したのかもしれません。

今はもう使用する意味が無い気がします。

2015-12-06_15h52_24

色ずれ分解

こんな感じ↓で、R,G,B要素にオブジェクトを分解する事ができる効果です。

色ずれ分解_R 色ずれ分解_G

ランダム複数回転

オブジェクトを3D的に回転させる事ができる効果です。

画像でやると気持ち悪い感じになりますが、「図形」などに適用するとカッコよくなります。

ランダム複数回転1ランダム複数回転 「図形」の「円」に「グラデーション(青と黒)」と「縁取り(黄色)」(元図形)
※「グラデーション(青と黒)」と「縁取り(黄色)」エフェクトを使用
※「カメラ制御」を使用しないと、綺麗に表示されないので注意
▲「画像」に使用した例▲「図形」の「円」に使用した例

円形並べ_レイヤーA、円形並べ_レイヤーB

複数のオブジェクトを円形に並べる事ができる効果です。

円形並べ_レイヤーA

「基本効果」の「回転」と「グループ制御」オブジェクトを組み合わせれば、それぞれのオブジェクト自体も回転させたりも出来ます。

円形並べ_レイヤーA_回転

円形-カメラ_レイヤーA、円形-カメラ_レイヤーB

「円形並べ_レイヤー」の3Dバージョンです。

円形-カメラ_レイヤーA

これについても同じように、「基本効果」の「回転」と「グループ制御」オブジェクトの組み合わせで同じようにできます。

円形-カメラ_レイヤー_回転

カメラ深度ぼけPlus

「Z」座標の数値よって、「ぼかし」をかける事ができる効果です。

カメラ深度ぼけPlusカメラ深度ぼけPlus_なし
▲ON▲OFF

カメラ制御」オブジェクトの深度ぼけと同じです

ハーフトーン風

オブジェクトを「ドット」表示にする事ができる効果です。

ハーフトーン風

ドット自体を大きくしたり、色を変えたりも出来ます。

ドットを「四角形」にしたり、「星形」にしたりも出来ます。

ハチの巣

オブジェクトをハチの巣の形に設置する事ができる効果です。

背景を「黄色」っぽいグラデーションにして、「図形」の「六角形」にすれば、ハチの巣っぽくなります。

ハチの巣ハチの巣1
▲画像▲図形

※「画像ループ2」効果で「XY軸段違い」にチェックを入れて、「X間隔」と「Y間隔」を調整すれば全く同じことが出来ます。

移動トレース

オブジェクトを移動させると、そのオブジェクトのコピーが追従する効果です。

追従するコピーの数、間隔なども設定できます。

移動トレース_なし移動トレース
▲OFF▲ON

カクカクさん

「移動」や「回転」の動きを、カクカクに出来ます。

「指定した時間毎に動きが更新される」みたいな感じです。

先ほどの「移動トレース」の例で使用した動きに適用すると以下の様な感じになります。

移動トレース_なし カクカクさん
▲OFF▲ON

透明度ランダム変化

「画像ループ2」に、透明度をランダムで変更する機能を付けたような感じの効果です。

透明度ランダム変化

ランダム明滅

「透明度ランダム変化」の「透明度の変化する動き」をゆっくりにしたバージョンです。

同じく「画像ループ2」と似たような感じです。

ランダム明滅

ランダム明滅2

本家の「ランダム配置」に、「透明」「移動」機能を付加した感じの効果です。

ランダム明滅2

ループANM

指定した「移動」「拡大」「回転」「縦横比」の変化を繰り返す効果です。

多機能で、汎用性も高く、かなり使える効果です。

中間点を駆使しまくらなければならない処理が、1発で実現出来たりします。

ループANM

TVオンオフ

ブラウン管TVをON・OFFしたような感じの効果です。

TVオンオフ

これに「ノイズ」エフェクトを使用してテレビのノイズっぽいのを作って組み合わせると、もっとブラウン管TVっぽくなります。

TVオンオフ_テレビのノイズっぽいの_ANM2

Youtube上ではかなり汚く見えますが、実際はもっと「綺麗なノイズ」なります。

ノイズ系はムダにビットレートを使用するので、720pでのビットレートだと全然足りないので・・。

(このノイズ動画↑の元動画のビットレートを確認してみたら190Mbpsもあったのですが、Youtubeの720pだとビットレートは5Mbpsくらいまで落とされるらしいので、「そりゃ画質汚くなるよね」という話です)

 

参考【AviUtl】ノイズエフェクトの使い方

蝶みたいな動きの効果です。

蝶

カード表裏

「X軸回転」「Y軸回転」させた際に、カードの裏表的な感じで、2つの画像を表示する事ができる効果です。

※「裏面を表示しない」にチェックを付ける必要あり

2015-12-06_20h28_50

カード表裏

ランダム配置表裏(A)、ランダム配置表裏(B)

表裏が違う画像を「ランダム配置」できる効果です。

こういうの↓が出来ます。

ランダム配置表裏

こんな感じ↓で「ランダム配置表裏(A)」と「ランダム配置表裏(B)」を並べて使います。

ランダム配置表裏

パーティクル表裏(A)、パーティクル表裏(B)

表裏が違う画像を「パーティクル出力」できる効果です。

こういうの↓が出来ます。

パーティクル表裏

こんな感じ↓で「ランダム配置表裏(A)」と「ランダム配置表裏(B)」を並べて使います。

パーティクル表裏

切れ込み

オブジェクトに切り込みを入れる事ができる効果です。

切れ込み

もっと!?斜めクリッピング

指定した中心座標に対角に斜めクリッピングできる効果です。

もっと斜めクリッピング1 もっと斜めクリッピング もっと斜めクリッピング2

斜めクリッピングEX

ランダムに線状でクリッピングできる効果です。

斜めクリッピングEX

引き伸ばし

オブジェクトを部分的に引き延ばす事ができる効果です。

引き伸ばし

ドット絵立体化

ドット絵画像を立体化っぽくできる効果です。

ドット絵画像に限らず、何でも立体化できるようですが、非常に重い効果なので、小さい画像にのみ使用した方が良いと思います。

ドット絵立体化_OFF ドット絵立体化_ON
▲OFF▲ON

画像ループMOV_A、画像ループMOV_B

こんな感じ↓で、 1つの動画ファイルを「画像ループ2」のように複数配置し、それぞれ別の再生位置から再生する事ができる効果です。

s-画像ループMOV

こんな感じ↓で「画像ループMOV_A」と「画像ループMOV_B」を並べて使います。

画像ループMOV11

 

 

このページの情報は以上です。

 

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