【AviUtl】さつき氏のスクリプトまとめ(2/6)【@ANM1効果一覧】

AviUtlスクリプト製作者「さつき」氏が公開しているスクリプト集の「ANM1」効果についてのまとめです。

「TA」系と違って、

  • テキスト
  • 画像
  • 動画
  • カスタムオブジェクト

などの色々なオブジェクトに適用できます。

 

導入方法については以下記事を参考にしてください。

参考さつき氏のスクリプトの導入方法

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各効果一覧

明滅登場

点滅しながら登場・退場します。

明滅登場

斜めブラインド

角度を指定してブラインド登場・退場できます。

斜めブラインド_退場

マスクPlus

「マスク」エフェクトと似たような効果です。

マスクPlus

本家「マスク」エフェクトと比較して、

  • マスク部分の透明度を設定できる
  • ライン幅を設定できる
  • 「マスクの反転」が出来ない

などの違いがあります。

片側ぼかし

「境界ぼかし」エフェクトの「片側だけぼかす事ができるバージョン」です。

片側ぼかし

使用の際は、オブジェクト本体の「拡大率」を変更してしまうと効果が上手く適用されないので、オブジェクトをリサイズしたい場合は、「片側ぼかし」より後に、「基本効果」の「拡大率」「リサイズ」などのエフェクトを使用してリサイズする必要があります。

内側シャドー

オブジェクトの内側だけに「シャドー」エフェクトを掛ける事ができる効果です。

内側シャドー

使用するには、以下ページにあるDLページにて「extbuffer.lua」と「extbuffer_core.dll」ファイルをAviUtlフォルダに移動させる必要があります。

配布【Aviutl】一時保存EXT + ディスプレイスメントマップ – ニコニコ動画:GINZA

また、パラメータの「拡散」を使用するには「extbuffer.lua 」をメモ帳で開いて、文字コードを 「ANSI」 で保存し直す必要があります。

縁取りPlus

本家の「縁取り」エフェクトで「拡散」パラメータを追加した効果です。

縁取りPlus

「内側シャドー」と同じく、「extbuffer.lua」と「extbuffer_core.dll」ファイルをAviUtlフォルダに移動させる必要があります。

ランダムラスター

ランダムな「ラスター」エフェクト的な効果です。

ランダムラスター

ランダム色ずれ

ランダムに「色ずれ」エフェクトが掛かる効果です。

ランダム色ずれ

自動方向ブラー

移動・速さに応じて自動的に方向ブラー・色ずれをかける事ができる効果です。

自動方向ブラー_アニメーション効果

振動Plus

本家「振動」エフェクトに機能をプラスしたような効果です。

振動Plus

  • 関連効果

twitchっぽいもの

以下のエフェクトを組み合わせたような効果です。

  • 色ずれ
  • 振動
  • シャドー
  • ブラー
  • グロー
  • 拡大率
twitchっぽいもの_ANM1

塗りつぶし

「単色化」エフェクトと同じような効果です。

違いとしては「合成モード」を指定できるという点だけです。

塗りつぶし

段階グラデーション

段階的にグラデーションを掛ける事ができるエフェクトです。

段階数を指定できます。

段階グラデーション普通のグラデーション
▲段階グラデーション▲グラデーション(本家)

段階数を最大まで上げれば本家の「グラデーション」エフェクトと同等の効果になります。

円形並べ

「円形配置」エフェクトと似たような効果です。

円形並べ

「円形配置」で十分物足りる気がするので、使用する必要性がよく分かりません。

※「距離」パラメータを大きくした場合は、「基本効果」の「領域拡張」エフェクトを使用する必要があります。

円形並べ-カメラ制御

これについても「円形配置」エフェクトで代替できます。

使用する必要性がよく分かりません。

円形並べ-カメラ制御

円形に並べる(順)

円形に並べたオブジャクトを1つずつ順番にフェードさせる事ができる効果です。

円形に並べる(順)

円移動

オブジェクトを円運動させる事ができる効果です。

円移動

ランダム配置

「ランダム配置」エフェクトの上位互換的な効果です。

かなり細かい事まで設定できます。

ランダム配置

画像ループ2

「画像ループ」エフェクトと似た効果です。

画像ループ2

「画像ループ」エフェクトと比較して、

  • Z軸への画像ループが出来る
  • コピーしたオブジェクト間の距離を指定できる
    • 「画像ループ」エフェクトだと「領域拡張」を使用しないと距離を指定できない
  • 各オブジェクトをX,Yに移動させる事が出来ない

などの違いがあります。

画像ループ3

「画像ループ」エフェクト

  • 速度X
  • 速度Y

だけを設定できる感じの効果です。

画像ループ3

一方向に並べる

オブジェクトを1列に指定した数だけコピーさせる事ができる効果です。

一方向に並べる2

こんな感じ↓で回転させたりも出来ます。

一方向に並べる0一方向に並べる1一方向に並べる2
▲回転軸:0▲回転軸:1▲回転軸:2

パーティクル再現

本家「パーティクル出力」オブジェクトを3D(Z軸)に対応させたバージョンです。

パーティクル再現

コインが3D的に落下してるような感じのを作れます。

ただ、「パーティクル出力」オブジェクトより機能は少し劣ります。

キラキラ

オブジェクトが一点から周りに散りつつ、フェードアウトする効果です。

キラキラ

各辺を伸縮させる

オブジェクトの各辺を伸縮させる事ができる効果です。

各辺を伸縮させる

アニメーション効果の「弾む」と組み合わせて「ぷるるん」とさせたりに使えるかもしれません。↓例

【AviUtl】オブジェクトをぷるるん♪とさせる方法【拡張編集】

以下のサイトが参考になります。

 

あと「ループANM」効果を上手に使用しても、同じような事ができるかもしれません↓。

ループANM

しきい値フィルタ

「しきい値」に応じて指定したエフェクト効果が定期的に発動します。

「設定」ボタンからエフェクト名や項目名を指定します。

ランダム点滅

ランダムな間隔で点滅させる事ができる効果です。

ランダム点滅

伸縮登場

伸縮して登場させる事ができる効果です。

伸縮登場

ぽよよーんと登場

「ぽよよーんと登場」と登場させる事ができる効果です。

種類
ぽよよーんと登場0ぽよよーんと登場1ぽよよーんと登場2ぽよよーんと登場3ぽよよーんと登場4
▲0▲1▲2▲3▲4

モザイクマスク

モザイク状にマスクする事ができる効果です。

モザイクマスク

格子状マスク

格子状にマスクする事ができる効果です。

「オブジェクト分割」エフェクトで「拡大率」を変更しても同じような効果になります。

格子状マスク0
格子状マスク0
格子状マスク1
格子状マスク1
▲反転OFF▲反転ON

ギザ円クリッピング

ギザギザにクリッピングする事ができる効果です。ギザギザの大きさは変更できます。

ギザ円クリッピング0
ギザ円クリッピング1
ギザ円クリッピング1
ギザ円クリッピング2
▲反転OFF▲反転ON

分割登場-スライス

横・縦にスライスした状態で画面外から登場・退場させる事ができる効果です。

「モード」の設定を組み合わせると8種類(縦横でx2)の登場パターンがあります。

分割登場-スライス_交互_横方向分割登場-スライス_交互_縦方向分割登場-スライス_交互_交互
▲横▲縦▲縦(交互)

シーンチェンジの「スライス」と似たような感じです。

分割登場-回転

横・縦にスライスした状態で回転しながら登場・退場させる事ができる効果です。

分割登場-回転

分割登場-四角

四角形に分割されて登場・退場させる事ができる効果です。

分割登場-四角

ロール-カメラ

オブジェクトを3D的に歪曲させる事ができるエフェクトです。

「屈折率」を最大まで上げるとロール状になります。

ロール-カメラ0ロール-カメラ1ロール-カメラ2
▲屈折率:500▲屈折率:40▲屈折率:20

球体分解-カメラ

オブジェクトを3D的に歪曲させる事ができるエフェクトです。

「屈折率」を最大まで上げると球体状になります。

球体分解-カメラ500球体分解-カメラ20球体分解-カメラ0
▲屈折率:500▲屈折率:20▲屈折率:0

歪曲-カメラ

中心を基準にオブジェクトを3D的に歪曲させる事ができる効果です。

歪曲-カメラ_歪曲50歪曲-カメラ_歪曲100歪曲-カメラ_歪曲150
▲屈折率:50▲屈折率:100▲屈折率:150

XYスケール

単純にX,Y軸に引き延ばす事ができる効果です。

XYスケール

通常、オブジェクトを引き伸ばしたり縮めたりするには、「縦横比」を変更して、「サイズ」や「拡大率」で調整するという過程を踏む必要がありますが、この効果を使用する事で1発でXY軸にそれぞれ延伸させる事ができます。

砕け散る2

本家の「砕け散る」効果は「何秒後に砕け始めるか」を指定するのかに対し、「砕け散る2」は「砕け散る程度」を直接指定できます。

おそらく、本家の「砕け散る」よりこちらの方が扱いやすいと思います。

砕け散る2

砕け散る3

「砕け散る2」の仮想バッファを指定できるバージョンです。

仮想バッファを指定できるので、他エフェクトにも対応しています。

RGB色調補正(加減算)

「拡張色調補正」とほぼ同じような効果です。

「拡張色調補正」で事足りるし、「拡張色調補正」の方が高機能なので特段使う必要はないかもしれません。(こちらの方が手軽ですが)

RGB色調補正(加減算)RGB色調補正(加減算)1RGB色調補正(加減算)2
▲R:100▲G:100▲B:100

RGB色調補正(オーバーレイ)

赤・緑・青をオーバーレイ合成させる事ができる効果です。

RGB色調補正(オーバーレイ)1RGB色調補正(オーバーレイ)2RGB色調補正(オーバーレイ)3
▲R:100▲G:100▲B:100

 

 

このページの情報は以上です。

 

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コメント

  1. 匿名 より:

    ゆうき氏の一時保存EXT + ディスプレイスメントマップはもう公開されていないようです
    どうか「extbuffer.lua」と「extbuffer_core.dll」ファイルの二次配布をして頂けませんか?

    また内側シャドー、縁取りPlusらを使うための代用ができるスクリプトがあれば是非紹介していただけないでしょうか

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