BDディスクとBDドライブのAACS確認方法

BDとBDドライブの「AACS」の確認方法について紹介します。

BDをリッピングする人には、必須な知識です。

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AACSの確認方法

それぞれ段落を分けて紹介します。

BDドライブ

まず、これ（BackupBDAV060）をダウンロードして、フォルダを展開します。

そして展開したフォルダ内で、「Shift」キーを押しながら「右クリック」をして、「コマンドウィンドウをここで開く」を選択します。

開いたコマンドプロンプト画面で、

aacskeys △ d

と入力します。（※△の部分はBDドライブのボリューム名を入力します）

※この画像の場合、EドライブのAACSバージョンを確認しています（「V12」ということがわかる）

これで、BDドライブのAACSのバージョンが確認できます。

BD（ディスク）

BDディスクのAACS情報は、「AACS」→「MKB_RW.inf」というファイルの中に記載されています。

ただ、普通のテキストエディタで開くのではなくて、バイナリエディタで開く必要があります。

バイナリエディタは、「BzEditor」「Stirling」など、なんでもOKです。

※ここでは、「BzEditor」として説明を進めます。

開き方としては、バイナリエディタを開いて、「MKB_RW.inf」ファイルをドラッグ&ドロップするだけです。

▲画像は間違っています。正しくはV16です。すみません。

0x0008～0x000Bまでの値がAACSのバージョン情報です。

つまり、以下のようになるという事です。

このディスクはV10で、先ほどのBDドライブはV12なので、通常通り再生できるという事が分かります。

逆にこのディスクがV12で、先ほどのBDドライブがV10なら、ディスクによってBDドライブがV12に引き上げられてしまうという事が分かります。

リッピングをしたい人は、AACSバージョンが高いBDをなるべく読み込まないようにして、高いBDドライブのAACSを低く保つように心がけましょう。

このページの情報は以上です。

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