【AviUtl】最低限の初期設定方法【システムの設定】

AviUtlをインストールし終わったら、最初に初期設定を行う必要が有ります。

行わないとまともに使う事が出来ません

この記事では、設定すべき項目を、

  • 「必須項目」
  • 「任意項目」
  • 「どうでも良い項目」

の3種類に分けてそれぞれ解説します。

※「必須項目」以外は見なくても動画編集に支障は有りません

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初期設定画面の開き方

設定画面を開くには、AviUtlの本体の「ファイル」→「環境設定」→「システムの設定」を選択します。

システムの設定画面

※基本的に、設定はAviUtlを再起動させないと反映されないので注意です

おすすめの設定

おすすめの設定というか、このサイトを作ってる私自身のシステム設定画面というだけなのですが、参考として紹介します。

screenshot_201

  • (参考)私のPCスペック:
    • OS:Windows7 64bit
    • CPU:Core i7 2600K
    • メモリ:12GB

※「私がこうしている」というだけで、

「使用しているPCスペック」「個人の好み」によっても最適な設定は異なるので、

適宜自分で調整して下さい。

「システムの設定」項目解説

必須項目

最大画像サイズ

「扱えるオブジェクトの最大解像度」の設定です。

例えば、自分が「1920×1080(フルHD)」以上の動画・画像を編集しないのであれば、「幅」というテキストボックスに「2200」、「高さ」というテキストボックスに「1200」、という感じで少し多めに入力して下さい。

何故多めに入力するかと言うと、例えば「1920×1080」と設定しておいて、「1920×1080」ジャストの画像を読み込んだ場合、縁取りなどのオブジェクトのサイズが「1920×1080」以上のサイズになってしまうエフェクトは適用されない為です。

グラーデーション_領域拡張後 波紋_グラデーション 波紋_グラデーション_領域拡張 (2)
▲元画像 ▲エフェクトが全て表示しきれてない例 ▲エフェクトが全て表示出来てる例

なので、「自分が読み込むであろう最大サイズ+α」くらいを見込んでおくべきなのです。

▼ここで設定している以上の解像度のファイルを読み込もうとすると、以下の様に「○○を超える画像サイズのファイルは編集できません。最大画像サイズはシステムの設定で変更できます。」というメッセージが出ます。
sizegoe

最大フレーム数

「AviUtlで扱える動画の最大長さ(フレーム数)」の設定です。

標準では、「320000」となっています。

この「320000」というのは、「320000フレーム」という意味です。

つまり、(例えば)「30fps(1秒間に30フレーム)動画の場合、10666秒(約3時間)の長さまで編集出来る(30×10666≒320000)」という事です。

60fpsの動画の場合は、半分の5333秒(約1時半)の動画を編集出来るという事です。

「じゃあ大きくすればする程いいじゃん!」と思うかもしれませんが、大きくしすぎた場合、パソコンのメモリ不足でエラーが発生したり、パソコンの動作がモッサリになってしまったり注意です。

3時間以上の動画を編集しない場合はデフォルト(320000)のままでOKです。

また、設定出来るフレーム数の範囲は「1024~8388607」です。

キャッシュフレーム数

「メモリを多く使用してAviUtl自体の挙動をサクサクにする設定」です。

下限上限は、「3~128」ですが、推奨は「8~32」です。

快適にしたいからって、大きくしすぎても逆に動作が重くなったり、エンコード中にエラーが発生する可能性が上がったりします

なので、自分のPCスペックに合った設定に調整しましょう。(「32」くらいがベストです)

再生ウィンドウの動画再生をメインウィンドウに表示する

メインウィンドウで動画が再生出来る様にする設定です。

この設定にチェックを入れるかどうかは、完全に好みの問題なので、お好きにどうぞ。

ちなみに私は「再生ウィンドウは邪魔派」なのでチェックを入れています。

※ちなみに「再生ウィンドウ」自体は、メニューの「表示」→「再生ウィンドウの表示」から表示・非表示出来ます。

再生ウィンドウ1

LargeAddressAwareを有効にする

通常AviUtlは2GBまでしかメモリが使用出来ませんが、これを4GBまで使用出来るように拡張する設定です。

64bitOSで、メモリを4GB以上積んでいるPCを使っている場合は、これにチェックを付けましょう。

また、この設定に限ってはAviUtl.exeのバイナリを書き換える必要があるので、Aviutlを管理者権限として実行しないとエラーになる事が有ります。AviUtlをアイコンを「右クリック」→「管理者権限として実行」から立ち上げましょう。

編集のレジューム機能を有効

AviUtl終了時に自動的にプロジェクトを保存してくれるようにする設定です。

また、次起動した際には自動的にそのプロジェクトを読み込みしてくれるようになります。

任意項目

リサイズ設定の解像度リスト

「設定」→「サイズ変更」の中の解像度リストに、解像度を追加する設定です。

リザイズ設定の解像度リスト

例えば▲のように「1920×1080」と追加すると、▼のように「1920×1080」の項目が増えます。

sizehennkou

デフォルトの出力ファイル名

エンコードする際のファイル名のデフォルトを決める事が出来る設定です。

例えば、「D:\Dropbox」という風に入力すれば、Dドライブの「Dropbox」というフォルダがデフォルトで設定されるようになります。

設定の際は、以下の変数が使えます。

%p : 編集中ファイルのパス
%f : 編集中ファイルの名前
%a : 編集中プロジェクトファイルの名前
%w : 出力する画像の幅
%h : 出力する画像の高さ
%u : 出力先頭フレーム番号
%b : 出力終了フレーム番号
%c : プロファイル名

設定が終わった後は、AviUtlを再起動させないと設定が有効になりません。

編集ファイルが閉じられる時に確認ダイアログを表示する

AviUtl終了時に「確認ダイアログ」が表示されるようにする設定です。

screenshot_20

プロジェクトを保存しないままパソコンを終了してしまった場合などに、チェックを入れておくと非常に助かります。

追加読み込みしたファイルのfpsを変換しない

メニューの「ファイル」→「追加読み込み」から動画を追加した場合に、既に読み込んでいる動画に合わせてfpsを変換するかしないかの設定です。

動画のフレームレートを統一したい場合はチェックを付けます。

ロード時に29.97fpsに近いものは自動的に29.97fpsに変換する

中途半端なfpsの動画を29.97fpsに強制的に変換してから読み込むようにする設定です。

音ズレが直らない時の最終手段としてチェックすると良いかもしれません。

ただ、これをするくらいなら使用している入力プラグインの設定からVFRからCFRに変換する設定を有効にしてフレームレートを調整した方が良いです。

どうでも良い項目

SSEを使用、SSE2を使用

CPUがPentium3,4あたりから使用できるようなった動画編集用の実行形式。

ゴミみたいなパソコンを使っていない限りチェックを外す必要はないです。

aviutl.vfpをVFPlugin登録

「VFAPI」という機能を使って、他の動画編集用フリーソフトに、AviUtlのプロジェクトファイル(.aup)を読み込める様にする設定。

特に気にする必要はないです。

[開く]でプロジェクトファイルを指定した時はプロジェクトとして開く

AviUtl本体の「ファイル」→「開く」からでも、プロジェクトファイルを開けるようにする設定です。

※チェックを外すと、「ファイル」→「編集プロジェクトを開く」からでしか開けなくなる

YUY2変換時にY:16-235,UV:16-240の範囲に飽和

YUY2に変換する際に、「リミテッドレンジ」内に値を飽和するかという設定です。(YC伸長するかって意味)

YUY2に変換するか否かは、メニューの「ファイル」→「環境設定」→「コーデックの設定」から「YUY2で圧縮する」にて設定できます。

このチェックを入れなくても、エンコーダー側で「リミテッドレンジ」内に勝手に飽和されるので、通常チェックを入れる必要は有りません。

また、読み込む動画がRGBソースの場合は、「ファイル」→「環境設定」→「コーデックの設定」から該当コーデックの「YUY2で展開する」と「YUY2で圧縮する」のチェックを外す事でRGBとして読み込み・出力が出来ます。

ファイル選択ダイアログで上書き確認をしない

そのままの意味です。

ファイルのドラッグ&ドロップ時にファイル選択ダイアログを表示する

ファイルをメインウィンドウにドロップすると、ファイル選択画面が出る様になります。

チェックを入れる意味は無いと思います。

ファイルのドラッグ&ドロップ時にウィンドウをアクティブにする

そのままの意味です。チェックを入れないと非アクティブのままです。

このページの情報は以上です。

おすすめページ:【AviUtl初心者向け】よくある質問と回答(FAQ)

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コメント一覧

  1. 南雲信夫 より:

    おたずねします。

    以前に作成した啓蒙用DVDからパソコンでISOファイルを
    読み込んだのですが、入力ブラグインの「L-SMASH Works」を
    導入した【AviUtl】で、このISOファイルを読み込んで再編集
    することは可能でしょうか。

    • 管理人 adminadmin より:

      ISOファイルを直接読み込む事は出来ません。(有料動画編集ソフトでもそんな機能を持ってるソフトは無い)

      フリーのエンコーダーなどで、DVDの中に入ってる動画(.mpg)をファイルとして出力して、そのファイルをL-SMASH Worksで読みこめば読み込めます。

      エンコーダーとしては「Free Video Converter」などが初心者向けで扱いやすいと思います。

      おすすめのフリーエンコードソフト11選
      http://aviutl.info/encoder-osusume/

  2. 甲斐修司 より:

    済みません。AviUtlですがavi動画(gifから変換したもの)が読み込めません。真っ黒い画面のまま。WMPではちゃんと見れるのですが。
     他サイトに、読み込めない場合の別途ダウンロードがありましたので、それをAviフォルダに移動させても真っ黒のままです。一つ古いVersionにしてみてもダメでした。読み込める方法、教えて頂けませんでしょうか。よろしくお願い致します。

  3. PoPo より:

    動画編集に挑戦してみようと見させて頂いてます!
    全くの無知からの挑戦者にはありがたい記事を有難う御座います。

    設定の段階でこれくらいの設定が良い と言うのはあり難いのですが、
    できればサクサク動くお勧め設定と共にPCスペックを載せて頂ければ幸いです。
    FPSのフラグムービーを作りたいのですが、今や64bitOSはもちろん、
    メモリを8G以上積んでる人も多いと思いますので、かなり設定値が変わるのでは?と考えらるのですが。

    • 管理人 adminadmin より:

      お役に立てて頂ければ幸いです。

      確かにご指摘の通り、具体的な設定値を載せた方が分かりやすいと思います。
      ご指摘ありがとうございます。記事修正します。

  4. ココア より:

    aviutlでスマホで撮った動画を編集しようと思って言うのですが、徐々に映像と音声がずれてしまって困っています。何か改善方法はありますでしょうか?
    動画によって音声より映像の方が早かったり遅かったりします。
    aviutlにスマホで撮ったmp4を入れただけでずれます。でも、windows media playerではしっかりと再生されます。なので動画そもそもがずれているわけではないと思います。

  5. 山下国俊 より:

    海外産のパソコンであるためか、表示が正しくされず初期設定をすることすらできません。
    なにか解決方法はありますでしょうか。

    • 匿名 より:

      windowsの場合、システムローケルの変更(要は非unicodeのときに使用する文字コード)を試してください。
      それを日本語に変えたら治るはずです。

    • 匿名 より:

      OSのロケーション?だかをいじると動かせるかもしれませんよ。

  6. りんご より:

    システム設定の追加読み込みしたファイルのfpsを変換しないってところなんですけど、動画フレームレートを統一したい場合はチェックを付けない方ですよね?

  7. 硫酸 より:

    私のpcはvista homepremiumなのですが、メインメモリー2GB、ハードディスク200GBなんです。おすすめの設定を教えてもらえないでしょうか?

  8. シンボル より:

    このサイトを使わせています
    とてもわかりやすいのですが、
    リサイズ設定と解像度リストの最後のほうが画像では切れていて見えないので教えていただきたいです

  9. ふらまる より:

    なぜかシステムの設定を変えても元に戻ってしまいます。できれば教えてください。

  10. るー より:

    おたずねします。
    動画を拡張編集に入れると、画像データは正常に読み込めるのですが、音声データが後半の30秒ぐらい無音になります。ですので、音声データの設定ダイヤルログにドラッグして入れると、無音の部分の分だけ短く読み込まれます。
    どうしたら、音声データを全部読み込んでくれるのでしょうか?

  11. TOMO☆ より:

    少しお聞きしたいことがあります。
    aviutlでmp4出力をしようとしてもなりません。これは、設定とかでなるとかではないのですか?
    それとも、出力プラグインの方を設定しなくては、ならないのですか?