【AviUtl】シーンチェンジの使い方と種類【切替効果】

AviUtlにて、シーン(場面)を切り替える際の「シーンチェンジ」の使い方と種類について紹介します。

※この記事はYoutube動画を貼り付けまくってる為、ページが重いです。

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シーンチェンジとは?

シーンチェンジは、↓の動画のような、突然絵柄などがガラっと変わってしまうシーン(場面)の繋ぎの為のエフェクト効果のようなモノとして使用します。

グリップワイプ
▲ティム氏「グリッドワイプ
※他動画編集ソフトでは「シーンチェンジ」の事を「トランジション」「切替効果」などと呼んだりします

動画の不要な部分をカットしたりした場合、急に場面がバッと切り替わってしまうような不自然な動画になってしまいますが、シーンチェンジを使用する事で「あ、場面が切り替わったんだな(カットしたんだな)」という風に理解してもらえます。

ニコニコ動画などで流行っている「ゲーム実況動画」などでも良く使用されていますし、テレビ番組とかでも昔から使用されています。

シーンチェンジオブジェクトの挿入方法

シーンチェンジは、シーンチェンジオブジェクトを挿入すれば使えます。

拡張編集タイムライン上にて「右クリック」→「フィルタオブジェクトの追加」→「シーンチェンジ」から挿入する事が出来ます。

シーンチェンジ挿入方法

シーンチェンジの使い方

シーンチェンジオブジェクト(シーンチェンジオブジェクト)の使い方は主に2通りあります。

使い方①:同じレイヤーにオブジェクトを並べる

1つは、↓のように同じレイヤーに、「シーンチェンジ前の画像」と「シーンチェンジ後の画像」を並べる方法です。

シーンチェンジ使い方1

この方法では「シーンチェンジ前画像.jpg」の最後のフレームが表示された時点でシーンチェンジを開始します。

ここでは画像を例にしていますが、もし動画を使用していた場合は、動画が全て終わった段階(最後のフレームが表示された時点)でシーンチェンジが開始される事になるという事になります。

また、「シーンチェンジ」オブジェクト自体の長さは「7フレーム」分だけなので、もし動画が30fpsだとすると0.23秒(7÷30)程度でシーンチェンジが完了します。

使い方②:違うレイヤーにオブジェクトを並べる

2つ目は、↓のようにシーンチェンジ前のオブジェクトを下層レイヤーに置き、シーンチェンジ後のオブジェクトを上層レイヤーに置く方法です。

シーンチェンジ使い方2

この方法では「シーンチェンジ」オブジェクトの最初のフレームの時点で、シーンチェンジが開始されます。(↑の例では78フレーム目)

なので、「シーンチェンジ前画像.jpg」の途中フレーム(78フレーム目)からシーンチェンジが開始されるという事になります。

もし動画を使用していた場合は、動画の途中フレーム(78フレーム目)からシーンチェンジが開始されるという事になります。

また、「シーンチェンジ」オブジェクト自体の長さは「9フレーム」分だけなので、もし動画が60fpsだとすると0.15秒(9÷60)程度でシーンチェンジが完了します。

※余談ですが他の動画編集ソフトでは、オブジェクト自体にシーンチェンジエフェクトを重ねるものが多いので、AviUtlのやり方は少し特殊かもしれません。(↓こんな感じで)
2015-10-31_12h55_22
※VideoStudio X8の例

シーンチェンジの種類

シーンチェンジの種類について紹介します。

シーンチェンジ種類

※「反転」にチェックを入れると、チェンジの効果が全て反転します。(逆になる)

クロスフェード

シーンチェンジ前のオブジェクトがフェードアウトしていき、シーンチェンジ後のオブジェクトがフェードインしてくる効果です。

ワイプ(円)

円でワイプします。「反転」させる事で外から内に狭まるようにワイプします。

ワイプ(四角)

四角形でワイプします。「反転」させる事で外から内に狭まるようにワイプします。

ワイプ(時計)

時計回りにワイプします。「反転」させる事で反時計周りにワイプします。

「初期角度」の値を変更する事で、ワイプする初期角度を変更出来ます(-256~256まで)

シーンチェンジ_ワイプ

スライス

元シーンが横に引き裂かれるような感じで画面アウトしていきます。

「分散数」を変更する事で、「引き裂かれる数」のようなモノが増えます。

シーンチェンジ_分散数

分散数を増やした例

シーンチェンジ_分散数サンプル

スワップ

後ろにスタンバっていたチェンジ後の画像と差し替えるような形でシーンチェンジします。

スライド

シーンチェンジ前のオブジェクトが横にスライドアウトしていきます。

「移動方向」を変える事で様々な方向にスライドアウトさせる事が出来ます。(0で左へ、41で左斜め上へ・127で真上へ、214で右斜め上へ、256で右へ)

シーンチェンジ_スライド

縮小回転

チェンジ前のオブジェクトが回転しながら縮小(フェードアウト)します。

押し出し(横)

チェンジ前のオブジェクトが横に押し出され、それに追随してチェンジ後のオブジェクトが登場します。

押し出し(縦)

チェンジ前のオブジェクトが縦に押し出され、それに追随してチェンジ後のオブジェクトが登場します。

回転(横)

オブジェクトがY軸上に回転し、チェンジ前の画像の裏面にくっついていたチェンジ後のオブジェクトが登場します。

回転(縦)

オブジェクトがX軸上に回転し、チェンジ前の画像の裏面にくっついていたチェンジ後のオブジェクトが登場します。

キューブ回転(横)

サイコロが横に転がるような感じでシーンチェンジします。

キューブ回転(縦)

サイコロが縦に転がるような感じでシーンチェンジします。

フェードアウトイン

チェンジ前のオブジェクトがフェードアウトした後、チェンジ後のオブジェクトがフェードインします。

「明るさ」を変更する事で、フェードイン中・フェードアウト中の「明るさ」を変更出来ます。(真っ暗になるのを防ぐ)

シーンチェンジ_フェードアウトイン

サンプル(明るさを256にした例)
シーンチェンジ_フェードアウトイン

放射ブラー

チェンジ前のオブジェクトに放射ブラーを掛けつつフェードアウトさせ、チェンジ後のオブジェクトに逆放射ブラーをかけて登場させます。

ぼかし

チェンジ前のオブジェクトにぼかしをかけつつフェードアウトさせ、チェンジ後のオブジェクトにぼかしをかけつつ登場させます。

ワイプ(横)

チェンジ前の、オブジェクトという名のカーテンを右に引っ張って退場させ、その裏に隠れていたチェンジ後オブジェクトを表示します。

ワイプ(縦)

チェンジ前の、オブジェクトという名のブラインドカーテンを下に引っ張って退場させ、その裏に隠れていたチェンジ後オブジェクトを表示します。

ロール(横)

チェンジ前のオブジェクトをロール状に横に巻きとって退場させ、その裏に隠れていたチェンジ後オブジェクトを表示します。

「方向」の値を変更する事で巻き取る方向を変更出来ます(+値で右に巻き取る、ー値で左に巻き取る)

ロール_方向

ロール(縦)

チェンジ前のオブジェクトをロール状に縦に巻きとって退場させ、その裏に隠れていたチェンジ後オブジェクトを表示します。

「方向」の値を変更する事で巻き取る方向を変更出来ます(+値で下に巻き取る、ー値で上に巻き取る)

ロール縦_方向

ランダムライン

チェンジ前オブジェクトに無数の横線を増やしていきつつ退場させ、その裏に隠れていたチェンジ後オブジェクトを表示します。

「幅/方向」の値を変更する事で無数に現れる「横線の幅」を変更出来ます。

ランダムライン_幅方向

幅/方向:0 幅/方向:3
ランダムライン_横線0 ランダムライン_横線3

発光

チェンジ前オブジェクトを発光させつつフェードアウトさせ、チェンジ後オブジェクトを発光させつつ登場させます。

「明るさ」を変更する事で発光する際の明るさを変更出来ます。(0~100)

発光_明るさ

レンズブラー

チェンジ前オブジェクトにレンズブラーをかけつつ退場させ、チェンジ後オブジェクトにレンズブラーをかけつつ登場させます。

ドア

チェンジ前オブジェクトがドアが開くように退場し、その裏に隠れていたチェンジ後オブジェクトを表示します。

「手前に開く」にチェックを入れると、チェンジ前オブジェクトがドアが手前に開くように退場します。

シーンチェンジ_ドア

起き上がる

チェンジ後オブジェクトが「起き上がり」エフェクトをかけつつ登場します。

「勢い」を変更することで、起き上がる際の「勢い」を変更出来ます。ちなみに「反転」させると変な動きになるのでチェック非推奨です。

シーンチェンジ_起き上がる

リール回転

リール回転しながらチェンジ前オブジェクトとチェンジ後オブジェクトが入れ替わります。

「回転数」を変更する事でリール回転の回転数を変更出来ます。「ブラー」の値を変更する事でモーションブラーの効果を変更出来ます。使用する際は「回転数」と「ブラー」をデフォルト設定よりちょっと上げた方が見栄えが良いです。

「横回転」にチェックを入れるとリール回転が横向きになります。

シーンチェンジ_リール回転

図形ワイプ

「設定」で決めた図形が、チェンジ前オブジェクトを連れ去るような形で退場させます。

「サイズ」を変更する事で「図形のサイズ」を変更出来ます。「方向」は図形が流れ去る方向を変更出来ます。(-90で左から、ー45で左上から、0で上から、という感じ)

シーンチェンジ_図形ワイプ

「図形名」は「背景・円・四角形・三角形・五角形・六角形・星形」の中から選べます。

その他、図形についての様々なパラメータを設定出来ます。

図形ワイプ_設定

図形で隠す

「設定」で決めた図形が流れ星のように流れてくる事で、チェンジ前オブジェクトを退場させます。

図形で隠す(放射)

「設定」で決めた図形が水疱のように拡散する事で、チェンジ前オブジェクトを退場させます。

砕け散る

チェンジ前オブジェクトを砕け散らせ、退場させます。

フィルタ(エフェクト)の「砕け散る」については以下の記事を参考にしてください。
登場系アニメーション効果の一覧【砕け散る】

ページめくり

本をめくるようなシーンチェンジが出来ます。

※追記:2015年12月:
有志によって「ロール巻取(ページめくり)スクリプト」が公開されました。かなり汎用性の高くて、シーンチェンジとしても使おうと思えば使えます。
ページめくり
ロール巻取(ページめくり)(rikky氏)

関連ページ

トランジション(シーンチェンジ)素材

t33

スクリプト

ホールT

このページの情報は以上です。

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コメント一覧

  1. 匿名 より:

    すいません、ページを開いた途端にYoutubeの動画が大量に一斉再生されて凄く迷惑です。
    クリックしたら再生するようにして下さい。
    Googleでシーンチェンジ検索をすると、このサイトばかり引っかかって困ります。
    再生数を稼ぎたいのは分かりますが、自動再生だけはやめて下さい。

    • 管理人 adminadmin より:

      迷惑になったようですみません。
      ただ、別に再生数を稼ぎたいわけじゃなくて、こうやった方が見やすいかなって思ってやっただけなので許してください。
      あと短い動画はそもそも収益にならないので、どれだけ再生されても私に意味はないですし、Youtubeに興味もありません。。

      ただ自分も、「ウザいって思う人がいるかもしれない」って薄々思ってたので、この機会に直します。
      すいませんでした。

  2. ミラデ より:

    ワイプのキューブ回転や図形回転が書いてあるページについてなのですが(http://aviutl.info/si-nntyennzi/#i-8)このページのワイプはどこからダウンロードすれば良いですか?もし自分が見落としているだけなら申し訳ございません

    • 管理人 adminadmin より:

      このページにあるシーンチェンジはAviUtlに標準で備わっている機能なので、ダウンロードとかする必要は有りません。

      タイムライン上にて「右クリック」→「フィルタオブジェクトの追加」→「シーンチェンジ」から挿入出来ます

  3. もこ より:

    すみません、質問です。
    リール回転などのシーンチェンジがエラーで使えません泣
    解決策を知っていたら教えて頂きたいです。
    状況はこのブログの方と同じです(http://ch.nicovideo.jp/plamiku/blomaga/ar136663)
    解決策が見つからなくて……

    • 管理人 管理人 より:

      リンク先では、

      >>試しにXPモードで実行したら、普通にフィルタ機能が使えました

      とありますけど、互換モードで「Windows XP」などに変更してもダメなのでしょうか?

      私自身、起こった事がないエラーですし、KENくん氏でも分からない事は私にも分かりません・・。

  4. もこ より:

    試したのですができませんでした。回答ありがとうございました。

  5. 匿名 より:

    このサイトわかりやすくて助かってます。
    検索能力や知能が低い方もいらっしゃるみたいですが、めげずに頑張って下さい。