【AviUtl】ノイズエフェクトの使い方

AviUtl拡張編集プラグインの

ノイズ」エフェクトの使い方について紹介します。

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機能

変化速度_ノイズ

ノイズは、(その名の通り)色々なノイズ的なモノを作れるエフェクトです。

主に、

  • 動画の背景的なモノを作ったり、
  • 動画の雰囲気を変えたり、

などに使用できます。

Adobe Premiereで言う所の「フラクタルノイズ」の事です

使い方

設定ダイアログの各項目の意味について紹介します。

ノイズエフェクト_設定ダイアログ

強さ

ノイズの強さを設定できます。

デフォルトの100で使用するのが一番良いかもしれません。

  • 0:濃くする
  • 200:薄くする

ノイズ_強さ

速度X

ノイズ全体をX軸方向に移動できます。

  • +:左に流れる
  • ー:右に流れる

速度X_ノイズ

速度Y

ノイズ全体をY軸方向に移動できます。

  • +:上に流れる
  • ー:下に流れる

速度Y_ノイズ

変化速度

ノイズが変化する速度を設定できます。

  • 0:変化しない
  • +:変化する

変化速度_ノイズ

周期X

X軸方向にノイズを伸縮させます。

  • ~1:伸ばす
  • 1:伸縮しない
  • 1~:縮ます
変化速度_ノイズ 周期X_10_ノイズ 周期X_50_ノイズ
▲1 ▲10 ▲50

周期Y

Y軸方向にノイズを延伸させます。

  • ~1:伸ばす
  • 1:伸縮しない
  • 1~:縮ます
変化速度_ノイズ 周期Y_10_ノイズ  周期Y_50_ノイズ
▲1 ▲10 ▲50

しきい値

ノイズとオブジェクトの比率を設定できます。

高くすればするほど透明な部分が多くなります。

  • 0:なにもしない
  • 50:透明の部分を50%
  • 100:透明の部分が100%
変化速度_ノイズ しきい値_50_ノイズ
▲1 ▲50

ノイズの種類

ノイズの種類を変更できます。

変化速度_ノイズ Type2_ノイズ Type3_ノイズ
▲Type1 ▲Type2 ▲Type3
 Type4_ノイズ  Type5_ノイズ  Type6_ノイズ
▲Type4 ▲Type5 ▲Type6

(設定)シード

シード:乱数的なモノ

シードを変更することでノイズが変化します。

同じ種類のノイズを複数掛けするときに便利です。

サンプル

①雲っぽいの

↓のような雲っぽい表現です。

・背景として、「図形」の種類を「背景」とし、水色の「グラデーション」を掛けています。(Layer1)

・その上に雲として何十にもレイヤーを重ねる事で雲に厚みを持たせています。

・「カスタムオブジェクト」の「レンズフレア」も使用しています。

タイムライン_雲 ノイズ_雲_設定ダイアログ
▲タイムライン ▲雲の設定ダイアログ

雲を重ねれば重ねるほど、AviUtlの動作が激重になります。(エンコードも激遅になる)

②テレビのノイズっぽいの

ブラウン管テレビのノイズっぽい表現です。

図形の四角形に

を適用して、その図形をディスプレイの画面に合わせて合成しています。

あと、オブジェクトのX軸回転・Y軸回転・Z軸回転をいじって画面に合わせています。(微妙にズレてますが・・)

それと「拡大率」も適当に上げて、動画自体の解像度の粗さに合わせています。

テレビ_ノイズ_設定ダイアログ
▲設定ダイアログ

さつき氏が配布しているスクリプト集の中の「TVオンオフ」と組み合わせると、更にTVのノイズっぽくなるかもしれません↓。

Youtube上ではビットレートの制限があるせいでかなり汚いノイズになりますが、実際はもっと「綺麗なノイズ」になります。

参考さつき氏のスクリプトの使い方(3/6)【@ANM2効果一覧】

③ちょっとオシャレ?な背景っぽいの(その1)

PVとかの背景などに使われてそう?な表現です。

「四角形」の図形に、

  • グラデーション
  • 色調補正
  • 画像ループ
  • ノイズ

を使用しています。

他にも、

  • 「グラーデーション」は「青」から「黒」
  • 「色調補正」は「色相」を「移動量指定」で「3」
  • 「画像ループ」は画面いっぱいに広がるように縦と横に広げる
  • 「ノイズ」は↓の画像通り

ディスプレイスメントマップの「拡大変形」を使って「X」「Y」を移動させたりしてみても面白いかもしれません。(↓画像の左上みたいな感じの歪みを移動させるようなイメージ)s-歪み_ノイズ

参考画像ループエフェクトの使い方
参考さつき氏のスクリプトの使い方(2/6)【ANM1効果一覧】(モザイクマスク@ANM1)

PV背景_ノイズ_設定ダイアログ
▲設定ダイアログ

④ちょっとオシャレ?な背景っぽいの(その2)

右から左へ高速に流れるような躍動感のあるノイズの使い方です。

「赤」「青」「黄」のノイズをそれぞれ3つ用意し、それらに「グロー」エフェクトを適用したものをそれぞれレイヤーに設置しています。

やってる事はそれだけです。

躍動感のある背景_ノイズ_タイムライン 躍動感のある背景_ノイズ
▲タイムライン ▲設定ダイアログ

参考さつき氏のスクリプトの使い方(1/6)【TA効果一覧】(TA字間移動で登場@TA)

⑤古い映画のノイズみたいっぽいもの

古い映画風な(昔の8mmフィルム映画風な)縦ノイズのようなものを表現しています。

AviUtl本体機能「拡張色調補正」で色をレトロっぽくし、映画と同じような雰囲気を出すために24fpsまでフレームレートを落としています。(拡張色調補正」については「フィルタオブジェクトの追加」からでも拡張編集のオブジェクトとしても追加できます)

参考拡張色調補正フィルタの使い方

更に動画の上下も映画っぽくクリッピングしています。

ノイズは以下の設定ダイアログのように設定し、「上のオブジェクトでクリッピング」を適用させてクリッピングされた動画内だけでノイズが発生するようにしています。

「拡張色調補正」の代わりに「単色化」エフェクトでセピア色(rgb:107、74、43くらい)に設定しても良いかもしれません。

タイムライン_映画ノイズ_ノイズ タイムライン_映画ノイズ_設定ダイアログ 拡張色調補正_ノイズ
▲タイムライン ▲設定ダイアログ ▲拡張色調補正

※これについては有志が作成した「セピアノイズ」のカスタムオブジェクトや、セピアノイズの動画などを合成した方が出来栄えも良いですし、手っ取り早いかもしれません。

参考セピア調フィルムノイズ – ニコニ・コモンズ

⑥炎っぽいもの

炎が燃え上がっているような表現です。

灰色の「背景」(図形)と、「赤」と「黄」のノイズを用意して、

それを「オーバーレイ」で合成しています。

ノイズ_炎_タイムライン ノイズ_炎_赤 ノイズ_炎_黄
▲タイムライン ▲赤のノイズ ▲黄のノイズ

参考合成モードの種類と効果

外部スクリプトによるノイズ的な効果

このページの情報は以上です。