【AviUtl】カスタムオブジェクトとは?使い方と種類について

このページではAviUtlの「カスタムオブジェクト」について紹介します。(gifで表現し切れないモノについてはyoutube動画で説明してます)

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カスタムオブジェクトとは?

カスタムオブジェクトは、個別のオブジェクト(画像とか動画とか)に掛ける「エフェクト(フィルター)」などと違い、画面全体に掛けるバージョンのエフェクトのようなものです。

他のオブジェクトに依存せず、オブジェクト単体で効果を発揮します。

カメラ制御」を使用した場合でも、座標軸などについてあまり意識を使う必要も有りません。(例外は有りますが)

カスタムオブジェクトの使い方

追加方法

拡張編集タイムラインで「右クリック」→「メディアオブジェクトの追加」→「カスタムオブジェクト」から追加する事が出来ます。

カスタムオブジェクト_使い方

種類の変更

「設定ダイアログ」の左下にあるドロップダウンリストから変更出来ます。

カスタムオブジェクト_効果一覧

カスタムオブジェクトの種類

カスタムオブジェクトの種類について簡単に紹介します。(このページではAviUtlにデフォルトで用意されている効果のみ紹介します)

集中線

マンガなんかでもよく使われる「集中線」を表現する事が出来ます。

カスタムオブジェクト_集中線

走査線

動画全体に水平線を表現する事が出来ます。インターレースの「フィールド」を表現したようなカスタムオブジェクトです。

カスタムオブジェクト_走査線

カウンター

カウンターを表現する事が出来ます。

カスタムオブジェクト_カウンター

機能としては、

  • 0→100までカウントアップさせたりも出来る(↓gifでは100→0までカウントダウンしてる)
  • カウントの速さも変更出来る
  • 表示形式を「時間形式」(00:00:00みたいなの)にする事も可能

という感じ。

字幕表示などで残り時間を表示させたりするのに使用している人が多いかも。

レンズフレア

レンズ越しに覗いた際のような太陽や日差しを表現する事が出来ます。

カスタムオブジェクト_フレア

レンズフレアを応用すれば以下の様な表現をする事も可能です。このように「光芒」や「虹輪」、「光輪」を絶妙に移動させる事で以下の様な「太陽」的な表現以外も出来ます。

雲が流れているような効果を表現する事が出来ます。流れる方向・速度、雲自体の濃さ・位置・色など様々なパラメータを変化させる事で「雲」以外の用途に使う事も可能です。

※ノイズエフェクトでも同様に雲みたいなのが表現出来ます。

参考:ノイズエフェクトの使い方【フィルター】

星が流れてくるような効果を表現する事が出来ます。

流れる速度を遅くして1つ1つの大きさを大きくすれば、「降雪している様子を地面に寝そべった状態で眺めている」というような捉え方も出来るかもしれません。(個人的にあまり使い道が思い浮かびません・・・)

雪がこんこんと降ってくるような効果を表現する事が出来ます。

雨がさんさんと降っている効果を表現する事が出来ます。雨の色を赤に変えれば血雨のような表現にする事も可能です。

XYZ軸回転させれば横向きに降らせたり、雨自体の大きさを調節する事も出来ます。

  • 類似効果:

ランダム小物配置(カメラ制御)

3D的に、指定した図形のコピーをランダムに配置しまくるカスタムオブジェクトです。↓動画では、ランダムに「星形」の図形を配置し、その中を「カメラ制御」で適当に動きまわっています。

ちょっとだけ「宇宙空間」っぽく見えないでしょうか。こんな風に適当に動かすだけで「それっぽく」見えます。あとこの動画の作成に使った時間は3分くらいです。(誰でも作れる)

ライン移動軌跡(カメラ制御)

オブジェクトを移動させる事で、その移動の軌跡に応じて矢印が伸びていきます。中間点を挿入して複雑な動きをさせれば複雑な軌跡を描く事も出来ます。↓動画では例として「ト音記号」を描いてみました。

扇型

扇型の図形を表現する事が出来ます。扇型のライン幅を小さくし、「カウンター」と組み合わせればテレビなんかでもよくあるカウントダウン表示などを作ることなども出来ます。

カスタムオブジェクト_扇型 扇型_ライン幅

  • 関連効果:
    • 「四角形」の図形に、「アニメーション効果」の「球体(カメラ制御)」掛けて、「ディスプレイスメントマップ」(3D的な扇型(パックマンっぽいもの))
      パックマン_扇型
    • ADC_扇状(さつき氏)
      ADC_matome
    • 扇クリッピング(rikky氏)
      扇クリッピング_タイプ

多角形

各頂点にスナップ付いている多角形を作成する事が出来ます。頂点の数は2~16まで設定する事が出来、使い方次第で非常に自由度の高い効果です。

頂点数「5」 頂点数「7」
カスタムオブジェクト_多角形 カスタムオブジェクト_多角形2

周辺ボケ光量

指定した円内以外をぼかしたり、光の光量を調節(暗くしたり明るくしたり)する事が出来ます。

↓の比較のように特定のシーンであるオブジェクトを強調したりする際に使う事で、動画にメリハリが付きます。解説動画を作る際などにも、注目してもらいたい部分以外は光量を下げたり、ぼかしたりする事でより「見やすい動画」にする事が出来たりします。

周辺ボケ光量あり 周辺ボケ光量なし
カスタムオブジェクト_周辺ボケ光量 カスタムオブジェクト_周辺ボケ光量なし

※「カメラ制御」を使用した場合の「深度ぼけ」みたいな機能です。

フレア

太陽を直接覗いたような効果を表現する事が出来ます。「レンズフレア」より使用される事が多いようです。

カスタムオブジェクト_フレア

水面

流動する水面を表現する事が出来ます。

※この効果は非常に動作が重いので、エンコード時以外はレイヤー非表示推奨です。

関連ページ

【AviUtl】テツ氏のスクリプトまとめ③【カスタムオブジェクト】

【AviUtl】白水氏のスクリプトまとめ③【カスタムオブジェクト】

【AviUtl】ティム氏のスクリプトまとめ②【カスタムオブジェクト系(3D図形等)】

【AviUtl】rikky氏のスクリプトまとめ③【図形・カメラ効果・カスタムオブジェクト系効果】