「ゆっくりムービーメーカー」と「nicotalk」の違いについて紹介します。
ゆっくりムービーメーカーとnicotalkの違い
以下、違いです。
ゆっくりムービーメーカー | nicotalk | |
---|---|---|
何ができるソフト? | 「ゆっくり実況動画」を作るための AviUtlの補助ソフト | |
動画の作り方 | 動画に合わせて、 字幕・音声を当てていく | 字幕・音声に合わせて、 動画を作っていく |
使用できる音声 | ・ゆっくり | ・ゆっくり ・VOICEROID+ ・CeVIO |
キャラ素材スクリプトの 最新バージョンの使用可否 | ・Ver4cまで | ・最新バージョンを使用できる |
何ができるソフト?
どちらも、「ゆっくり実況動画」を作るためのAviUtlの補助ソフトなので、
「AviUtlが使えないと使いこなせない」という点は共通しています。
動画の作り方
動画の作っていく過程が違います。
簡単に言うと、
- ”台本”を後に作るのが・・・ゆっくりムービーメーカー
- ”台本”を先に作るのが・・・nicotalk
という点です。(後の段落で具体例を紹介します)
使用できる音声
使用できる音声にも違いがあります。
- ゆっくりムービーメーカー
→「ゆっくり」音声しか使用できない
- nicotalk:
→「ゆっくり」音声以外にも「VOICEROID+」や「CeVIO」などの音声も使用できる
▲CeVIOの「さとうささら」の音声を使った解説動画
キャラ素材スクリプトの 最新バージョンの使用可否
キャラ素材スクリプトは、
動画内でキャラの表情を変えたり、キャラ自体を動かしたりするためのソフトです。
キャラ素材スクリプトのバージョンが上がるにつれて、複雑な動かし方ができたり、色々なキャラに対応していたりするのですが、
ゆっくりムービーメーカーでは、「Ver4c」という古いバージョンまでしか対応していません。
▲例えば、この「新れいむ」は「ver5f」以上じゃないと動かないので、「ゆっくりムービーメーカー」では使用できません(配布元) |
各ソフトを使用した動画例
ゆっくりムービーメーカーで作った動画例
例えば、
以下の動画は「ゆっくりムービーメーカー」で作られています。
この動画では、
事前に「マインクラフトというゲームの映像」をデスクトップキャプチャーして動画として保存しておき、その動画に対して、あとからゆっくり音声・字幕、動画・画像・音声などを追加編集しています。
つまり、”動画”ありきで、”台本”を作成しています。
このように、「ゆっくりムービーメーカー」は、すでにある動画に、後付でセリフを付け加えるのに向いています。
nicotalkで作った動画例
例えば、以下の動画は、「nicotalk」で作られています。
この動画では、「ゆっくりについて考える」という動画のテーマを決めた上で、何を喋るか”台本”を作り、
その”台本”を元に、音声・字幕を作っています。
そして、その音声・字幕に対して、動画・画像・BGMなどを追加編集しています。
このように、「nicotalk」は、先に”台本”作るような動画に向いています。
まとめ
というわけで、
- ゲーム実況動画を作るなら「ゆっくりムービーメーカー」(実況動画向き)
- あるテーマを解説する動画などを作るなら「nicotalk」(解説動画向き)
と言った感じで使い分けると良いということになります。
このページの情報は以上です。
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