AviUtlを使用して「.flv」形式で動画を出力する方法について紹介します。
AviUtlは、デフォルトでは「.avi」形式を出力する機能しか備わっていないので、「.flv」形式で出力できるプラグインを導入する必要があります。
FLVコンテナの特徴
.flvでエンコードした場合、以下の様な特徴があります。
- Adobe Flash Playerがインストールされている環境ならブラウザ等でコーデック不要で再生できる
- 映像コーデックは「h.263」「VP6」のみ
- この記事で紹介するプラグインは「VP6」のみ
昔は、ニコニコ動画やYoutubeなどの大手ストリーミングサイトでは、Flash再生がデフォだったので、「.flv」形式でアップしておけば、ストリーミングサイト側で再エンコードされないというメリットがありましたが、今はどのストリーミングサイトも「.mp4」がデフォです。
なので、「.flv」を使うメリットがないので、
この記事で紹介するプラグインを導入するメリットもありません。
参考:動画形式(AVI・MP4・MOV・MPEG・MKV・WMV・FLV・ASF等)の種類と違い
FLV (VP6/MP3) プラグインとは?
「FLV (VP6/MP3) 」は、AviUtlで編集した動画をFLV(映像コーデック:VP6、音声コーデック:MP3)でエンコードする事ができるプラグインです。
このプラグインはPC内蔵のコーデック(VFW)を使用するので、事前に「VP6」と「MP3」コーデックを自分でインストールしておく必要があります。
準備
FLV (VP6/MP3)でエンコードするには、
以下の3つのソフトをインストールする必要があります。
1.VP6コーデックのインストール
VP6コーデックについては以下のページからインストールファイルをダウンロード出来ます。
基本的に「Next」ボタンを押していくだけでインストールは完了します。
2.MP3コーデック(lameACM)のインストール
MP3コーデック(lameACM)のインストール方法について以下の記事にて解説しています。
3.FLV (VP6/MP3)プラグインのインストール
- こちらのサイトより「flv-0.2.3.lzh」をダウンロードする
- 注:向こうサイトにも書かれていますが、ニコニコ動画に投稿をしようと考えている場合は、可変フレームレート非対応の「flv-0.1.6.lzh」をダウンロードしましょう。
- ダウンロードしたファイルを展開する
- フォルダの中にある「flv.auo」をAviUtlフォルダに移動させる
以上で全ての準備は完了です。
使い方
まず、メニューの「ファイル」→「プラグイン出力」→「FLV (VP6/MP3) 」を選択し、「ビデオ圧縮」ボタンをクリックします。
設定が終わったら「決定」を押して元の画面に戻り、「保存」を押してエンコードを開始します。
使い方としては以上です。
このページの情報は以上です。
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