【AviUtl】応答なしになる原因と対処法【フリーズ】

AviUtlで、

  • 応答なし(フリーズ)

になる原因と対処法について色々紹介します。

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対策と原因

対策と原因についての個条書きです。

重いエフェクト・オブジェクトを使用しすぎている

重いエフェクト・オブジェクトを使用しすぎているために「応答なし」になる例です。

対策としては以下があります。

  • 重いエフェクトをOFFにする
  • 重いオブジェクトのOFFにする
  • 重いオブジェクトがあるレイヤーを非表示する

詳しくは以下の記事を参考にしてみて下さい。

参考動作が重い時の原因と対策一覧【カクカク】

入力プラグインの問題

入力プラグイン関係の問題で「応答なし」になる例です。

また、エンコード中にエラーが発生するなどの場合も、入力プラグインの問題の可能性があります。

対策としては以下があります。

  • 「Directshow Reader」プラグインで読み込んでいる場合は「L-SMASH Works」プラグインで読みこむようにする
    • 「L-SMASH Works」で読み込んでもエラーが発生する場合、設定項目の中の「Libav+L-SMASH」チェックを外してみる
    • 「L-SMASH Works」が最新verでない場合は最新版を入れる
  • 「Directshow Reader」プラグインで読み込む場合、PC内のコーデックの性能に依存するので、入れているものはできる限り最新にする

詳しくは以下の記事を参考にしてみて下さい。

参考L-SMASH Worksの導入方法と使い方【入力プラグイン】
参考DirectShow File Readerの導入方法と使い方【入力プラグイン】

AviUtl自体の設定の問題

AviUtl本体の設定の問題で「応答なし」になる例です。

対策としては以下があります。

  • メニューの「ファイル」→「環境設定」→「システムの設定」にて、
    • 「キャッシュフレーム数」を「32」に変更
    • 「最大フレーム数」を「320000」に変更(30fpsで3時間以上ある動画の場合はそれ以上に設定)
    • 「LargeAddressAwareを有効にする」にチェック
  • タイムライン上にて「右クリック」→「環境設定」にて、
    • 「動画ファイルのハンドル数」以上の動画を読み込んでいる場合は数を上げる
    • 「画像データキャッシュ数」以上の動画を読み込んでいる場合は数を上げる
    • 「カメラ制御(シャドー制御)」を使用している場合は「シャドウマップサイズ」を上げてみる

詳しくは以下の記事を参考にしてみて下さい。

参考最低限の初期設定方法【システムの設定】
参考拡張編集の環境設定【各項目解説】

編集時の問題

編集中に「タブーとされている事」をやってしまっているために、「応答なし」になる例です。

以下、例です。

  • 「フィルタ」を掛けている場合はエンコード時以外は出来るだけ切る
    →メニューの「フィルタ」の中にチェックが入っているものを外す 
  • 低スペックPCを使用している場合
    →AviUtl以外のソフトはできる限り常駐させない

参考動作が重い時の原因と対策一覧

単純にパソコンのスペックが低い

単純にパソコンのスペックが低くて動作が激重すぎるために「応答なし」になる例です。

対策としては以下。

  • CPU取り換え
  • メモリ増設
  • PC買い替え

参考動画編集向けパソコンの選び方【パーツ】

Windowsの問題

OS的な問題はほぼ無いと思いますが、OS絡みで「応答なし」になる例です。

対策としては以下があります。

  • Windows Updateを行っていない場合はすぐに行う
  • OSの再インストール

実はフリーズしていない

Windowsが勝手に「コイツはフリーズした」と判断して「応答なし」と表示しているだけで、本当は動作している例です。

対策としては以下があります。

  • 動くまで待つ

使用している素材の保存場所

ほぼありえないと思いますが、

使用している素材(動画・画像・音声等)の保存場所が故障しているために「応答なし」になる例です。

対策としては以下があります。

  • 素材の場所を移動する

AviUtlのインストール場所が悪い

AviUtlに限らず、フリーソフト全般に言える事ですが、

Windowsが管理している場所にはインストールしない方が良いです。(「ユーザーアカウント制御」絡みで上手く動作しない事が有る)

具体例と挙げると以下の様な場所です。

  • ダウンロード
  • デスクトップ
  • ライブラリ
  • ドキュメント
  • ピクチャ
  • ビデオ
  • ミュージック
  • C:\ユーザー
  • C:\user (「C:\ユーザー」)
  • C:\Program Files
  • C:\Windows

なので、AviUtlを上記の場所にインストールしている場合は、上記以外の場所に移動しましょう。

原因不明

何か原因があるわけでもなく、突然フリーズする事が稀に良くあります。

これについては防ぎようが無いので、「こまめにバックアップを取りつつ編集しましょう」くらいしか対策がありません。

フリーソフトに完璧を求めるのは筋違いという奴です。

参考【AviUtl】自動バックアップ機能の使い方【復元】

最終手段

「よく分からないけど頻繁にフリーズする」という場合はAviUtl自体を再インストールすると直るかもしれません。

原因が分からないならそうするのが手っ取り早いです。

参考AviUtl本体と拡張編集プラグインの導入方法

 

このページの情報は以上です。

コメント

  1. jua より:

    Windowsが管理していない場所とは具体的にどこでしょうか。

    • Powersheller Nick より:

      >>juaさん
      Cドライブ直下に適当に “Free_soft” とでもしてフォルダーを作ればいいと思います。新規フォルダーを作成する際にユーザーアカウント制御に引っかかる(管理者権限が必要、という意味です)場所や、ライブラリー内に作るのはよした方がいいということです。ライブラリー内は特にパスの扱いが適当すぎるので厳禁かと。

  2. yu より:

    エンコードが終わった後や保存時にハードウェアエラーが起きるのは
    どうしようもないのでしょうか?
    使っているパソコンはWindows10ですが64bit版で、
    メモリが16GB、プロセッサがIntel COREi7の2.8Hz
    グラフィックボードがIntelとNVDIAのGeForceなので、スペック的な問題は
    低いと思いますが。

  3. Libra5310 より:

    5時間にわたって編集していたところ、突然ファイル読み込みの際にエラーが起こり、「無効なフォーマットの可能性」のエラーが起こり(MP4だったのでそんなことは絶対にないはず。それ以外の音声ファイルなどもすべてエラー)、
    なおかつプロジェクトの保存もインターフェイスがバグって操作できず、5時間の努力が無に帰りました。
    いったいどういうことなんでしょうか??????
    編集時にエフェクトは多用していない上に、再生の際にも問題は見られず、挙句の果てに保存用のウィンドウが全く機能しないということになりました。
    マジで萎えてノーパソ壊したんですけど…

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