【AviUtl】シーン機能の使い方

AviUtlの「シーン」機能の使い方について紹介します。

かなり大規模な動画を編集したい人向けの機能です。(なので初心者には無縁の機能です)

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シーンとは?

シーンは、「ある場面を『シーン』として何度も呼び出せるようにする機能」です。

これ↓
2016-02-16_17h11_46
※「Adobe Premiere Pro」とか「VideoPad」などの動画編集ソフトで言う所の「シーケンス」、「Adobe After Effects CC」とか「NIVE(NicoVisualEffects)」などの動画加工ソフトで言う所の「コンポジション」と呼ばれる機能の「簡易版」みたいな感じです

シーンの使い方

シーンの具体的な使用方法について解説します。

シーンの挿入方法

設定したシーンの挿入方法としては以下の様な感じです。

  • タイムライン上で「右クリック」→「メディアオブジェクトの追加」→「シーン」で、シーンの「映像部分」だけを挿入出来ます。
    • シーン_オブジェクト_映像
  • タイムライン上で「右クリック」→「メディアオブジェクトの追加」→「シーン(音声)」で、シーンの「音声部分」だけを挿入出来ます。
    • シーン_オブジェクト_音声

挿入したシーンの設定ダイアログの「シーン選択」から挿入したいシーンを選択する事で、指定したシーンの映像・音声が追加されます。

シーン_設定ダイアログ

良く「シーンを挿入したけど音声が出ない!」という人が居ますが、「シーン(音声)」を追加しないと音声は出力されないので注意です。

シーンの設定方法

シーンを設定するには、タイムライン左上の「Root」という箇所をクリックし、「Scene1~49」の中から好きなシーンを選択し、そこにいつもと同じ要領で動画を作成します。

また、対象のシーンを選択した状態で、左上のシーン名の部分(例えば「Scene1」を選択しているなら「Scene1」の部分)を「右クリック」すると、「シーンの設定」が開けます。

シーンの設定

各項目の解説です。

  • シーン名:
    • 名前通り、シーンの名称を変更出来ます(例:「Scene1」→「カットシーン」シーン設定_シーン名
  • 画像サイズ:
    • シーンの解像度を指定します。
  • アルファチャンネル有り:
    •  シーンの何も無い部分をアルファチャンネル属性(透明)に変更します。
    • シーンを挿入するとRootで作った映像が見えなくなる!!」という人が良く居ますが、そういう場合は大抵このチェックが付いていない事が原因です。
      ※このチェックを付ける以外にも「合成モード」を「通常」以外に変更する事でも透明に出来ます

どういう時に使う?? どんな用途に使う??

例えば以下のような用途で使用します。

  1. 同じような場面を動画内で何度も繰り返し使用する場合に、その場面を『シーン』として部品化する事で簡単に呼び出せるようにする
  2. メインのタイムライン(Root)にオブジェクトが多すぎて見にくい場合に、『シーン』機能を使用してプロジェクトを分割して見やすくする
    • レイヤー数が50とか大規模なプロジェクトになってしまっている場合などに有効

文字で見てもよく分からないと思うので、サンプルとして、以下の動画を用意しました。

▲こんな感じで、カットの際などに同じようなシーンを挿入する際などに役立ちます。

このような感じの事をシーン機能を使用せずに実現しようとすると、カット場面に色々な文字や図形を挿入していた場合、カットシーンの度のそれらのオブジェクトを全てコピーしなければなりません。

そうなってくると、タイムライン上に同じようなオブジェクトが並びまくってゴチャゴチャになってしまって非常に見づらくなってしまいます。

また、シーンを活用する事で、「『Scene1』の部分の映像を一括で変更したい!」って時に、「Scene1」の内容さえ書き換えてやれば全ての箇所が一括で変更されるので保守性が良くなります。

もしかしたらこの場面は後で全て変更する事になるかもしれない」って思った時などに使用すると良いかもしれません。

ちなみにこのサンプル動画のタイムラインはこんな感じ↓です。

シーン機能_カット

▲メインのタイムライン(Root)で使用しているのは「シーン」機能(Scene1)と「シーンチェンジ」「シーンチェンジ(音声)」オブジェクトだけです。

シーン機能_カット_scene1

▲「Scene1」では、「では切っていきますねはい」という音声、「手をチョキにしてる」画像、「カット!」という文字オブジェクトをそれぞれ挿入しています。

正直、今回の場合ではシーンを使用している回数もそんなに多くないし、オブジェクト自体も「音声」「画像」「文字」の3つだけなので、シーン機能を使用しない方が分かりやすいかもしれません。。

まぁでも、使用する用途としてはこんな感じです。

シーンを使用する上での注意点

シーンは便利な機能ですが、色々と制限が有ります。

  • 「シーン」から「シーン」は呼び出せない
    • 例えば「Scene1」から「Scene2」を呼び出す等
  • カメラ制御」を挿入した「シーン」に2重で「カメラ制御」を適用する
    • 例えば「カメラ制御」を挿入した「Scene1」を「Root」に挿入し、「Root」上で更に「カメラ制御」を適用する等
  • 「シーン」の中に「カメラ制御」と「グループ制御」と「カメラ制御モードをONにしたオブジェクト」の3つを使用している

これらを破ってしまうと、AviUtlが強制終了してしまう可能性が有るので使用しないようにしましょう。(こんな感じ↓のエラーが発生します)

シーン_エラー

アドレス”0x477955f4″で例外”0x00000005″が発生しました

  • 発生モジュール:exedit.auf
  • オフセットアドレス:0x000655f4
  • 備考:FILTER::func_proc()[拡張編集]

正常な動作が出来ない可能性が有りますが処理を実行しますか?

「はい」「いいえ」どちらを押しても動作が止まって強制終了するしか無くなってしまいます。

このページの情報は以上です。

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