【AviUtl】オフスクリーン描画エフェクトの使い方

AviUtl拡張編集機能の「オフスクリーン描画」エフェクトの使い方ついて紹介します。

覚えておくと、ふとした時に役立つかもしれません。

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機能

オフスクリーン描画は、オフスクリーン描画エフェクトより先に適用したエフェクトを一旦画面上に描画させるエフェクトです。

オフスクリーン描画_あり

具体的に使用用途を示すと、

  • グループ制御」オブジェクトを使用して複数のオブジェクトを1つのオブジェクトとしてエフェクトを掛けたい場合
  • テキストオブジェクトの「個別オブジェクト」にチェックを入れている場合に、テキスト全体にエフェクトを掛けたい場合

などに使用するエフェクトです。

他のエフェクトと違って、設定するパラメータは一切有りません。(追加するか、しないか、です)

恐らく、文章で説明してもイマイチ理解出来ないと思うので、後述する「使用例」を見て下さい。

※使用するエフェクトによってはうまく表示出来なかったり、AviUtl自体の動作が異様に遅くなって強制終了してしまう事などもあるので注意しましょう

使い方

使い方としては、以下のような感じでエフェクトとエフェクトの間に挟み込んで使用します。

オフスクリーン描画_例6

この場合、「グループ制御」内のオブジェクトを1つのオブジェクトとして一旦画面に描画した後に、改めて「ワイプ」エフェクトが適用されます。(使用例②参照

文字で説明してもいまいちピンと来ないと思いますので、以下の使用例を見てみてください。

使用例①:グラデーション

例えば以下のような3つの「円」図形を3つ用意し、それらをグループ制御下に置き、「グループ制御」自体に「グラデーション」エフェクトをかけると以下のようになります。

 オフスクリーン描画(使用前)  タイムライン
オフスクリーン描画_例 オフスクリーン描画_例3

図形それぞれに個別に「グラデーション」が掛かっている状態です。

これに、「オフスクリーン描画」を適用した後に「グラデーション」エフェクトをかけると以下のようになります。

  オフスクリーン描画(使用後)  設定ダイアログ
オフスクリーン描画_例5 オフスクリーン描画_例4

このように、 “描画し終わった後の図形全体”に対して「グラデーション」をかける事が出来ます

使用例②:ワイプ

先ほどの例に、「ワイプ」(時計)エフェクトをかけた例です。

  オフスクリーン描画:あり  オフスクリーン描画:なし
オフスクリーン描画_あり オフスクリーン描画_なし オフスクリーン描画_例6

3つの図形が1つの図形としてワイプしているようになります。

使用例③:オブジェクト分割・マスク

「円」図形を「オブジェクト分割」で16等分し、16等分したそれぞれの図形に「縁取り」と「グラデーション」エフェクトを掛け、「マスク」エフェクトでマスクした例です。

  オフスクリーン描画:あり  オフスクリーン描画:なし 設定ダイアログ
オフスクリーン描画_サンプル_マスク1 オフスクリーン描画_サンプル_マスク2 オフスクリーン描画_例5

オフスクリーン描画をしない例では、16等分したそれぞれのオブジェクトに対してマスクしているのに対して、

オフスクリーン描画を有効にした例では、16等分したオブジェクトが1つのオブジェクトと捉えてマスク出来ます。

このようにどのような形・数の図形でも、「オフスクリーン描画」を使用する事で1つの図形と見なす事が出来るので、エフェクトを1つ図形として掛けたい場合には重宝します。

参考:オブジェクト分割エフェクトの使い方【フィルター】

使用例④:「文字毎に個別オブジェクト」を適用しているテキスト

「文字毎に個別オブジェクト」をチェックを付けている場合は、1文字1文字が1つのオブジェクトとされる為、エフェクト効果が1文字1文字に掛かってしまい、ブラー効果などを掛けた際にヘンテコな感じになってしまいます。

「オフスクリーン描画」はそういった文字オブジェクトにも適用する事が出来る為、”文字全体に適用したいエフェクト”を使用する場合などにも有効です。

   オフスクリーン描画:あり  オフスクリーン描画:なし
オフスクリーン描画_放射ブラー_あり オフスクリーン描画_放射ブラー_なし1
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