【AviUtl】画像ループエフェクトの使い方

AviUtl拡張編集プラグインの「画像ループ」エフェクトの使い方ついて紹介します。

さつき氏が配布しているスクリプト集にある「画像ループ2」もかなり使いやすいのでオススメです。

参考さつき氏のスクリプトの使い方(2/6)【ANM1効果一覧】

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機能

ラスター_速度50

画像ループは、オブジェクトを縦・横に指定した数だけコピーさせる事ができるエフェクトです。

コピーする他に、コピーしたオブジェクト全体をX,Y軸方向に移動させる事もできます。

使い方

設定ダイアログの各項目の意味について紹介します。

画像ループ_設定ダイアログ

横回数、縦回数

指定した数分だけ、X軸・Y軸方向にオブジェクトをコピーします。

画像ループ_横回数5 画像ループ_縦回数5
▲横回数:5 ▲縦回数:5

ただし、

エフェクト適用後のオブジェクトのサイズが、「システム設定」で指定した「最大画像サイズ」を超えてしまう場合、オブジェクトがぼけてしまうので注意です。

s-画像ループ_ぼけるOFF s-画像ループ_ぼける
▲正常な例 ▲ぼやけてしまった例

参考:最低限の初期設定方法【システムの設定】

速度X、速度Y

数値は1フレーム当たりに進む距離(px)を指します。

  • +にすると・・・それぞれ「左」「上」方向に動く
  • ーにすると・・・それぞれ「右」「下」方向に動く
ラスター_速度50 ラスター_速度y50
▲速度X ▲速度Y

個別オブジェクト

コピーしたそれぞれのオブジェクトを個別に1つ1つのオブジェクトとして扱います。

以下のgifは、「画像ループ」エフェクト追加後にそれぞれに「基本効果」→「回転」を追加してY軸回転させた例です。

画像ループ_個別オブジェクト_回転ON 画像ループ_個別オブジェクト_回転
▲個別オブジェクト:ON ▲個別オブジェクト:OFF

ちなみに、

小さい「図形」をいくつも組み合わせたような図形は「オブジェクト分割」エフェクトを使用する事でも作る事ができます。
オブジェクト分割_組み合わせ
参考オブジェクト分割エフェクトの使い方【フィルター】

 使用例

壁を作ってみる

画像ループエフェクトを使用して「壁」っぽいモノを作ってみます。

s-壁_完成例

図形オブジェクトを追加し、図形の種類を「四角形」にします。(図1)

※「色」は適当です

図形_四角形
図1

「凸エッジ」エフェクトを追加します。(図2)

参考輪郭系エフェクト(凸エッジ・エッジ抽出・シャープ)の使い方【フィルター】

図形_四角形_凸エッジ追加
図2

「画像ループ」エフェクトを追加します。(図3)

ここでは

  • 横回数:10
  • 縦回数:10

と設定します。

図形_四角形_画像ループ追加追
図3

図形を「拡張描画」に変更し、「中心Y」を「500」に変更して、
参考設定ダイアログの使い方【拡張編集】

「カメラ制御」を追加し、適当に視野を動かします。(図4)
参考カメラ制御の使い方について【拡張編集】

図形_四角形_中心Y
図4

図形オブジェクトをコピー(Ctrl+C→Ctrl+Vでコピーするか、Ctrl+Dでコピー)し、コピーしたオブジェクトを先ほどと同じようにそれぞれ「中心X、Y、Z」を変更して「壁」のようにします。(図5)

図形_四角形_オブジェクトコピーpng
図5

これで壁の完成です。

タイムラインは以下のような感じになります。

画像ループ_タイムライン

動く背景を作る①

センスの欠片もないですが、

こんな感じ↓のサンプルです。

動画の後ろに背景を設置してそれを動かすような感じのやつです。

上動画では、「四角形」に「グラデーション」と「画像ループ」を使用して

  • 速度X:1
  • 速度Y:1

と指定しています。

参考色関係エフェクト(色調補正・色ずれ・単色化・グラデーション・拡張色・特定色域変換・縁取り)の使い方【フィルター】

画像ループ_背景

余談ですが、SFCゲーム「スーパーマリオRPG」のレベルアップ画面などにもこんな感じのが使われています。
マリオRPG_レベルアップ

動く背景を作る②

「極座標」エフェクトと組み合わせる事で以下のような、

真ん中に渦巻いていくような背景も作れます。

使用しているのは

  • 画像ループ
  • グラーデション
  • 極座標変換
  • 砕け散る

の4つです。

参考色関係エフェクト(色調補正・色ずれ・単色化・グラデーション・拡張色・特定色域変換・縁取り)の使い方
参考:登場・退場系アニメーション効果の使い方(砕け散る)

以下設定ダイアログです。

画像ループ_極座標_グラデーション

動画を倍々にしていく

動画再生中に動画画面を倍々にしていく感じのやつです。

  1. タイムライン上に「画像ループ」を追加
  2. 「画像ループ」自体に「基本効果」の「拡大率」を追加
  3. 適当な位置に中間点を挿入
  4. 「瞬間移動」で「横回数」と「縦回数」を倍倍にしていく
  5. それに合わせて「拡大率」を半々にしていく
  6. 増やしたい数分だけ3.~ 5.を繰り返す
  7. 最後に「中間点を時間で均等配置」を選択
  8. 「長さを変更」で均等位置を保ったまま長さを変更

フレームバッファを使用してる解説動画などが多いですが、単純に倍々にしていくだけなら(画面全体にエフェクトを掛けないなら)画像ループエフェクトを挿入するだけで済みます。

このページの情報は以上です。