【AviUtl】画像ループエフェクトの使い方

AviUtl拡張編集機能の「画像ループ」エフェクトの使い方ついて紹介します。

※さつき氏が配布しているスクリプト集にある「画像ループ2」効果もかなり使い易いのでおすすめです。

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機能

ラスター_速度50

画像ループは、オブジェクトを縦・横に指定した数だけコピーさせる事が出来るエフェクトです。

コピーする他に、コピーしたオブジェクト全体をX,Y軸方向に移動させる事が出来ます。

機能としてはそれだけの単純なエフェクトです。

使い方

設定ダイアログの各項目の意味について紹介します。

画像ループ_設定ダイアログ

横回数、縦回数

指定した数分だけ、X軸・Y軸方向にオブジェクトをコピーします。

横回数:5 縦回数:5
画像ループ_横回数5 画像ループ_縦回数5

また、エフェクト適用後の「全体のオブジェクトサイズ」が「システム設定」で指定した「最大画像サイズ」を超えてしまう場合、オブジェクトがぼけてしまうので注意です。

正常な例 ぼやけてしまった例
s-画像ループ_ぼけるOFF s-画像ループ_ぼける

参考:最低限の初期設定方法【システムの設定】

速度X、速度Y

数値は1フレーム当たりに進む距離(px)を指します。

+にするとそれぞれ「左」「上」方向に動きます。ーにするとそれぞれ「右」「下」方向に動きます。

速度X 速度Y
ラスター_速度50 ラスター_速度y50

個別オブジェクト

コピーしたそれぞれのオブジェクトを個別に1つ1つのオブジェクトとして扱います。

「画像ループ」エフェクト追加後にそれぞれに「基本効果」→「回転」を追加してY軸回転させた例です。

個別オブジェクトON 個別オブジェクトOFF
画像ループ_個別オブジェクト_回転ON 画像ループ_個別オブジェクト_回転
※ちなみにこんな感じで小さい「図形」をいくつも組み合わせたような図形は「オブジェクト分割」エフェクトを使用する事でも作る事が出来ます。
オブジェクト分割_組み合わせ
参考:オブジェクト分割エフェクトの使い方【フィルター】

 使用例

壁を作ってみる

画像ループエフェクトを使用して「壁」っぽいモノを作ってみます。

s-壁_完成例

図形オブジェクトを追加し、図形の種類を「四角形」にします。

図形オブジェクトを追加し、図形の種類を「四角形」にします。

※「色」は適当で。

図形_四角形

「画像ループ」エフェクトを追加します。

ここでは「横回数」「縦回数」をそれそれ「10」にします。

図形_四角形_画像ループ追加追

図形を「拡張描画」に変更し、「中心Y」を「500」に変更
参考:設定ダイアログの使い方【拡張編集】

「カメラ制御」を追加し、適当に視野を動かす
参考:カメラ制御の使い方について【拡張編集】

図形_四角形_中心Y

図形オブジェクトをコピー(Ctrl+C→Ctrl+Vでコピーするか、Ctrl+Dでコピー)し、コピーしたオブジェクトを先ほどと同じようにそれぞれ「中心X、Y、Z」を変更して「壁」のようにします。

図形_四角形_オブジェクトコピーpng

タイムラインは以下のような感じになります。

画像ループ_タイムライン

動く背景を作る①

センスの欠片もないですが、こんな感じ↓のサンプルです。動画の後ろに背景を設置してそれを動かすような感じのやつです。

上動画では、「四角形」に「グラデーション」と「画像ループ」を使用して「速度X」「速度Y」をそれぞれ「1」と指定しています。

画像ループ_背景

余談ですが、SFCゲーム「スーパーマリオRPG」のレベルアップ画面とかにもこんな感じのが使われてます。
マリオRPG_レベルアップ

動く背景を作る②

「極座標」エフェクトと組み合わせる事で以下のような、真ん中に渦巻いていくような背景も作れます。

使用しているのは「画像ループ」「グラーデション」「極座標変換」「砕け散る」です。

以下設定ダイアログです。

画像ループ_極座標_グラデーション

動画を倍々にしていく

動画再生中に動画画面を倍々にしていく感じのやつです。

  1. タイムライン上に「画像ループ」を追加
  2. 「画像ループ」自体に「基本効果」の「拡大率」を追加
  3. 適当な位置に中間点を挿入
  4. 「瞬間移動」で「横回数」と「縦回数」を倍倍にしていく
  5. それに合わせて「拡大率」を半々にしていく
  6. 増やしたい数分だけ3.~ 5.を繰り返す
  7. 最後に「中間点を時間で均等配置」を選択
  8. 「長さを変更」で均等位置を保ったまま長さを変更

こんな感じです。

フレームバッファを使用してる解説動画などが多いですが、単純に倍々にしていくだけなら(画面全体にエフェクトを掛けないなら)画像ループエフェクトを挿入するだけで済みます。