【初心者向け】キャプチャーボードの選び方【ビデオキャプチャー】

初心者向けに「キャプチャーボード」(ビデオキャプチャー)の選び方(選ぶポイント)について紹介します。

選ぶポイントが分かってる人は以下記事へ。
おすすめのキャプチャーボード18選【ビデオキャプチャー】

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キャプチャーボードとは?

ビデオキャプチャ_GV-USB2

一言で言うと、「ゲーム機などのデジタル機器の映像を、モニタに表示したり、その表示した映像を動画ファイルとして録画するのに使う機器」の事です。

「表示・録画したいゲーム機器」と「パソコン」を繋いで使用します。

※詳しくは以下記事見てください。
キャプチャーボードとは?

キャプチャーボードの選び方

キャプチャーボードの選ぶポイントを列挙します。

①キャプチャーボードの種類

キャプチャーボードの「エンコード方式」が、「ソフトウェアタイプ」か「ハードウェアタイプ」かという違いです。

この違いによって、

  1. 値段
    • ソフトウェアタイプのが安い
  2. 映像の遅延具合
    • ソフトウェアタイプのが遅延が少ない
  3. パソコンの負荷
    • ソフトウェアタイプのが負荷が重い

の3つが大きく変わってきます。

「1.値段」については、そのままの意味です。
「ソフトウェアタイプ」の方が安く、「ハードウェアタイプ」の方が値段が高めです。

「2.映像の遅延具合」については、「ハードウェアタイプ」だと「キャプチャーボードで映像をエンコードする」ので、そのエンコードに掛かる時間分、映像が遅延します。
逆に「ソフトウェアタイプ」だと「パソコンで映像をエンコードする」ので、遅延は最小限になります。

ソフトウェアタイプ ハードウェアタイプ
ソフトウェアエンコード
▲クリックで拡大
ハードウェアエンコード
▲クリックで拡大

「3.パソコンの負荷」については、「ソフトウェアタイプ」は「パソコンで映像をエンコードする」ので、パソコンにとても負荷が掛かります
「ハードウェアタイプ」は「キャプチャーボードで映像をエンコードする」ので、パソコンには負荷が掛かりません。

高解像度(1920×1080とか)でキャプチャする場合には、ソフトウェアタイプだと、かなり高スペックなパソコンが要求されます。

具体的には、「CPU」は「Core i5」とか「Core i7」以上、「HDD」は「7200rpm」以上(それかSSD)という感じです。

具体的な選び方を示すと以下の様な感じです。

  • 自分のパソコンスペックがショボいけど、高解像度なゲームを録画したい!」って人
    ⇒「ハードウェアタイプ」の方が向いてる
  • 自分のパソコンスペックは最強だよ!高解像度なゲームを録画したいよ!」って人
    ⇒「ソフトウェアタイプ」の方が向いてる
  • 自分のパソコンスペックは最強だけど、超高負荷・高解像度なゲーム(FPSとか)を録画したい!」って人
    ⇒「ハードウェアタイプ」の方が向いてる
  • とにかく安くすませたい!」って人
    ⇒「ソフトウェアタイプ」の方が向いてる

というわけで、「自分のパソコンスペック」「自分の録画したいゲーム」「予算」などによって決めると良いでしょう。

※エンコード方式の詳しい違いについては以下記事参照
【キャプチャーボード】ソフトウェアとハードウェアの違い【メリット・デメリット】

②「入力端子」は何か

例えば「入力端子」が「コンポジット」なら、「コンポジット」端子が付いている機器しかキャプチャ出来ません。(ゲームキューブ/PS2/VHS機器など)
s-gv-usb2_画像

例えば、「入力端子」が「HDMI」なら、「HDMI」端子が付いている機器しかキャプチャ出来ません。(Xbox360/Xbox One/PS4/PS3など)
s-71UNq3drcAL._SL1500_

具体例と挙げると、

  • Xbox360/Xbox One/PS4/PS3/PS Vita TV
    ⇒HDMI
  • ゲームキューブ/PS1/PS2/VHS機器
    ⇒コンポジット
  • PSP-2000/PSP-3000/Xbox 360/Wii U/Wii/PS3/PS2
    ⇒コンポーネント/D端子

という感じです。

自分が録画したい機器の出力端子は何なのか」を確認しましょう。

対応していないキャプチャーボードを買ってもキャプチャする事は出来ません。

③「出力端子」は何か

以下の様に、パソコン内部に直接取り付ける「内蔵」タイプ(PCI Express)と、
41P1kXoQPaL

以下のように、USBで接続する「外付け」タイプが有ります。
41VHC1JTweL

これの選び方は簡単で、

  • 「内蔵」タイプ
    ⇒デスクトップPC限定
  • 「外付け」タイプ
    ⇒USBが使えるPCなら何でもOK

という感じです。

「どちらの方が性能が優れている!」みたいな事は有りません。どちらも性能は同じです。

ただ、”価格当りの性能”(コスパ)は、「内蔵」タイプの方が全体的に優れてるようです?

あとUSBの製品を選ぶ場合は、「USB2.0」なのか「USB3.0」なのかを事前に確認するようにしましょう。
USB3.0」は、環境によって不安定になる事が稀にあるので、出来れば「USB2.0」の製品を選んだほうが無難かもしれません。
※高解像度で非圧縮キャプチャ出来る機器なんかは、「USB3.0」である事が多いです

④対応している「解像度」「フレームレート」はどれだけか

「入力端子」が「コンポジット」の場合は、「解像度は720×480、フレームレートは29.97fps」と決まっていますが、「HDMI」や「D端子」の場合は機器によって違います。

例えば、以下のビデオキャプチャは両方とも、「入力端子」が「HDMI」ですが、それぞれ対応している「解像度」「フレームレート」が違います

商品名 MonsterX3A SK-MVX3A MonsterXX2 SK-MVXX2
画像 41P1kXoQPaL 41XOM18mIbL
値段 7,200円 32,000円
入力端子 HDMI HDMI
エンコード方式 ソフトウェア ソフトウェア
(対応)
最大フレームレート
最大解像度
・1920×1080 24p/60i
・1280×720 60p/60i
・1920×1080 60p/60i
・1280×720 60p/60i

60iとか24pとか、語尾についてるアルファベットは「インターレース」か「プログレッシブ」かという違いです。
インターレース方式_gif

「60i」というと、29.97fpsのインターレース方式という意味です。「24p」というと、24fpsのプログレッシブ方式という意味です。

よくわからない!って人は「最新ゲーム以外は全て60i」と思っておけばOKです。(地デジなんかも60iだし、最新ゲームも60iで普通にキャプチャ出来る)

2つの違いは、「プログレッシブ方式の24fps以上に対応しているかどうか」という点です。

右の製品を買う人は、PS3/PS4/XboxOne/WiiUなどの60fpsの映像(例えばFPSゲームとか)などをキャプチャしたい人向けです。

そしてそのキャプチャした動画を、60fpsのままYoutubeなどに投稿したい人などに向いています。

左の製品は、24pにしか対応していませんが、殆どのゲームは60i(29.97fpsのインターレース方式)なので、フレームレートの滑らかさを追求しない人にとっては十分です。

インターレース方式なので、Youtubeなどに投稿したい場合はインターレース解除する必要があるので、エンコードした後は30fpsまで落ちます。

つまり、「30fpsでゲームを録画できれば十分!」って人は左の製品で十分という事ですね。

このように、同じ「入力端子」でも対応している「解像度」や「フレームレート」が違う事が有るので、しっかり確認しておきましょう。

⑤「パススルー出力」に対応しているか

「パススルー出力」は、「遅延なし」でゲームをプレイする事が出来る機能のことです。

以下のように「パススルー出力」に対応していない機器だと、遅延ありでパソコン画面を見つつプレイする必要がありますが、
tiennari

「パススルー出力」に対応している機器だと、遅延なしで別機器(TV)にも映像を出力する事が出来ます。
tiennnasi

要は、「デジタルデータに変換する作業時間分で遅延が起きるのだから、変換する前に別機器に出力(パススルー)する事で遅延を無くそう!」みたいな機能のことです。

少しの遅延が命取りになるFPSゲームなどをキャプチャしたい場合は、パススルー対応しているビデオキャプチャを選ぶのをオススメします。

⑥「PS3」「PS Vita TV」なら「HDCP」が有る為にキャプチャ出来ない

HDCP付で映像を出力するゲーム機の映像は、通常のキャプチャーボードではキャプチャする事が出来ません

※「HDCP」は、DVIやHDMIなどのケーブルで映像を転送するに使われる暗号化技術のこと。

具体的には、「PS3」「PS Vita TV」の2つがHDCP付で映像を出力するゲーム機です。(「PS4」もデフォルトだとHDCP付で出力されますが、PS4側の本体設定で解除出来ます)

この2つの機器だけは、HDCPをどうにかしないとキャプチャする事が出来ないので注意です。

※HDCP映像をキャプチャする方法については以下記事参照。
HDCPを解除してキャプチャーする方法【ビデオキャプチャー】

⑦「マイク」の有無

キャプチャーボードに、マイク端子が付いているかどうか」という事です。

パソコンで録音する場合は、パソコン側でステレオミキサーを使ってマイクを録音すれば良いだけなので、この機能は別に不要です。

必要な人は、「ゲーム実況に声を入れたい人で、なおかつ、パソコンを使わずにキャプチャーしたい人」です。

それ以外の人には不要です。

マイク端子が付いているキャプチャーボードとしては以下の様なものがあります。

商品名 AVT-C285 HD PVR Rocket
画像 s-s-71sk2B-5sHL._SL1500_ 41haK9EiKxL
価格 18,000円 16,500円
エンコード方式 ハードウェア ハードウェア
入力端子 ・映像
・HDMI
・コンポーネント
・音声
・3.5mmピンジャック、RCA端子)
マイク(3.5mmピンジャック)
・HDMI
・コンポーネント
・音声(RCA端子)
マイク(3.5mmピンジャック)
出力端子 ・ヘッドホン(3.5mmミニピンジャック)
・LANポート(RJ-45)
・USB2.0
・USB2.0
特記 ・パススルー対応
・PCレスでキャプチャ可能
・パススルー対応
・PCレスでキャプチャ可能

⑧「PCレスでキャプチャ」出来るか

パソコンを必要とせず、キャプチャーボード単体でキャプチャー出来てしまうキャプチャーボードも有ります。

パソコンは苦手だからなるべく使いたくない!」って人や「パソコンが置いてある部屋にゲーム機がない!」って人にオススメです。

商品名 ER130 AVT-C285
画像 s-517OsB9ZqDL._SL1000_ s-s-71sk2B-5sHL._SL1500_
値段 10,000円 18,000円
エンコード方式 ハードウェア ハードウェア
入力端子 ・HDMI ・HDMI
・コンポーネント
・音声(3.5mmピンジャック)
・マイク(3.5mmピンジャック)
出力端子  ・USB2.0、USB3.0 ・ヘッドホン(3.5mmミニピンジャック)
・LANポート
・USB2.0、USB3.0

また、パソコンを使ってキャプチャでも出来るし、パソコンがなくても単体でキャプチャする事が出来る両刀使いなキャプチャーボードなんかも存在します。

以下が該当キャプチャーボードです。

商品名 AVerMedia AVT-C875 HD PVR Rocket
画像 4116zDJF57L 41haK9EiKxL
値段 19,000円 16,500円
エンコード方式 ハードウェア ハードウェア
入力端子  ・HDMI
・コンポーネント
・HDMI
・コンポーネント
・音声(RCA端子)
・マイク(3.5mmピンジャック)
出力端子  ・USB2.0
・内蔵SDカード、SDHCカード
・USB2.0

※(当たり前ですが)エンコード方式は全て「ハードウェアタイプ」になります

⑨値段

まぁ当たり前ですが、一番最後に確認すべきは値段でしょう。

ほぼ同じ仕様の商品でも、時期やタイミングによって値段が違ってくる事が多々あるので「どれが一番お得か」を検討しましょう。

まとめ

というわけで、以上の点がキャプチャーボードを選ぶ際のポイントかと思います。

これらを踏まえた上で、以下記事を参照してもらうと分かりやすいかと思います。

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