Adobe Premiere Pro CCとAviUtlの機能を比較してみた【レビュー】

動画編集ソフトとしての最高峰である「Adobe Premiere Pro CC」と、フリーの動画編集ソフト「AviUtl」の機能を比較してみました。

結論から先に言うとほぼ全てにおいて「Adobe Premiere Pro CC」の圧勝です。

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Adobe Premiere Pro CCとは?

Adobe Creative Cloud コンプリート 2017年版 | 12か月版 | オンラインコード版

Adobe Premiere Pro CC」は、Adobe社が販売している有料動画編集ソフトです。

プロも使用しているくらいで、「動画編集と言えばAdobe CC」というくらい有名で使いやすく多機能なソフトです。

以前は「Adobe Premiere Pro CS」という「買い切り」、通常パッケージ版だと9万くらいで販売されていましたが、その価格の高さから海賊版が流行しまくっていました。

その対策として、2013年くらいから「CC(Creative Cloud)」と名称が変更され、料金が「クラウド形式(月額制)」に変更されました。

「CC」という「クラウドのライセンス」を購入する事で、「Adobe Premiere Pro CC」を含めたAdobe系の製品が全て(photoshopとかillustratorとか全部)使用出来るようになります。(年間契約で4900円/月、学生だと1600円/月くらいで買えます

Adobe Premiere Pro CCだけ使えれば良いから安くしたい!」という人は「Creative CloudのAdobe Premiere Pro CCのみバージョン」も販売されています。(月額2180円)

また、このソフトの廉価版として「Adobe Premiere Element」というものも販売されていますが、こちらは「買い切り」です。(10000円ぽっきりくらい)

同じ「Adobe Premiere」って名前ですが、全くの別物です。月とスッポンくらい違います。「Adobe Premiere Element」になら、まだAviUtlでも勝てる要素が残っています。

優れている点

Adobe Premiere Pro CC_画面

動画編集ソフトとして優れすぎているので、挙げ出すとキリがないですが、主に優れている点を挙げると以下のような感じです。(正直全然把握できていないので初心者目線です)

  • 映像・音声エフェクト・トランジションの数がめちゃくちゃ多く、それでいてクオリティも高い
  • プレビュー再生(レンダリング)を「GPU処理」出来る(らしい)
    • AviUtlだとCPUに全て依存しているのでGPUをどれだけ良い物を積んでいようと処理速度は上がらない
      Adobe premiere Pro CC_GPU←こんな感じで指定出来る
  • 他の有料動画編集ソフトに比べて割りと動作が軽い(超多機能のくせに)
  • エンコード速度が早く(らしい)、対応フォーマット・コーデックも多い
  • 画面のレイアウトがすごい分かりやすい(めちゃくちゃ多機能なくせに)
  • カラコレ・カラグレ(コントラストとか色調とかを変更して映像の最終仕上げをする事)をワンボタンで簡単に行える(それっぽい映像になる)

もう何から何まで”すごい”の一言。(こんな感想しか言えませんが。。)

正直「動作が軽い」という点以外は、AviUtlのボロ負けです。敵う所が全く無いレベルです。

AviUtlの魅力の1つであるである「エンコード」機能でさえ負けています。

※「Adobe Premiere Pro CC」単体では、PC内のコーデックでしかエンコード出来ませんが、「Adobe Premiere Pro CC」とセットでインストールされる「Adobe Media Encorder」というエンコード専門のソフトに丸投げする事で、めちゃくちゃ多種多様かつ細かい設定でエンコード出来るみたいです。(「Adobe Premiere Pro CC」をインストールすると勝手にインストールされます)

Adobe Media Encorder
Adobe Media Encorder_画面

あと、色々いじってて思いましたが、「操作に慣れてくるとめちゃくちゃ使いやすそう」という印象を受けました。他の動画編集ソフトよりUIが洗練されているのは確実です。

ダメな点

あえてダメな点を挙げると以下の様な感じです。

  • 超多機能すぎて初見じゃ理解出来ない、使いこなせない
  • 動作が重い(それでも他の有料動画編集ソフトに比べると軽い方)
  • 値段がめちゃ高い(しかも月額契約)
    • ただ「1ヶ月とかだけ試しに使ってみたい」とかいう場合には「買い切り」より「月額契約」の方が安く済むので良いかもしれません(以前「買い切り」だった時には9万円とかいう値段だったので)
  • ググっても情報があまり無い(公式の解説サイトが有りますがかなり分かりづらい)
  • 「これどんなシチュに使うんだよ」みたいな無駄トランジション・エフェクトとかが結構ある(私個人的に思っただけですが)
  • 操作が若干堅苦しい(?)
  • 「Adobe ID」を取得したり、本ソフトとは別に「Adobe Creative Cloud」というソフトもインストールしたりと色々と面倒臭い
    • クラウド化した故の手間

思ったことを個条書きするとこんな感じです。

「Adobe Premiere Pro Elements」とか「VideoStudio」などの中級動画編集ソフトなら、「エフェクトの名前」のすぐ隣とかに「そのエフェクトがどのようなエフェクトなのか一目で分かるような視覚表示(画像))」みたいなのが有ったりしますが、「Adobe Premiere Pro CC」にはそういう「初心者向け」の配慮が一切有りません。

あと、分からない事が有ってググっても、Adobeの分かりづらい公式サイトしかヒットしないので、かなり苦労しそうです。

多分、最初は↓のような参考書を一通り読んでからでないと、最低限使いこなす事すら難しいと思います。

まとめ

正直「動画を極めたい!」と思っている人以外には使いこなせない可能性大です。(AviUtl以上に使いこなすのが難しいと思われます)

というかこのソフトは「プロ用」なので、動画編集ソフトとしては最高峰のものとなります。「軽めの動画編集だけ出来れば良い」と思っている人は「Adobe Premiere Element」で十分だと思います。(というかこれでも十分すぎるくらいの機能があります)

動画で収入を得たい!(youtuber」とか「動画編集を仕事にしたい!」とか思ってる人なら、高いですけど「Adobe Premiere Pro CC」は買う価値有りです。

クラウド形式になるのは時代の流れ的に必然なのかもしれません。。