ツイッターに動画を投稿する際の条件や、気をつけた方が良い点などをまとめてみました。
ツイッターに投稿する動画の条件
投稿する動画の条件は、以下に当てはまっていればOKです。
- 動画形式:.MOV or .MP4
- 映像コーデック:H.264
- 音声コーデック:AAC(LC)
- ファイルサイズ:512MBまで
- 長さ:2分20秒まで
- 最小解像度: 32 x 32
- 最大解像度: 1920 x 1200 (および1200 x 1900)
- 縦横比: 1:2.39~2.39:1の範囲 (両方の値を含む)
- 最大フレームレート: 40fps
- 最大ビットレート:25Mbps
引用:https://support.twitter.com/articles/20172147#video-formats
目的別
iPhone・Androidなどのスマホで撮影した動画を投稿したい人
今時のスマホは、Twitterの動画フォーマット・コーデックに則したものとなっているので、
何も加工なしにそのまま投稿すればOKです。
PC等で動画編集した動画を投稿したい人
基本的に、何も考えず高画質で出力してしまえばOKです。
AviUtlでツイッター用の動画を出力する方法
このサイトの主題でもあるAviUtlで出力する方法について紹介したいと思います。
AviUtlで、この条件に当てはまる動画を出力するには、「x264guiEx」を使用します。
参考:【AviUtl】x264guiExの導入方法と使い方【MP4出力】
まず、動画を読み込んで、2分20秒までだけ「選択範囲」を設定します。
参考:【AviUtl】拡張編集タイムラインの使い方【レイヤー】
参考:【AviUtl】動画をエンコードするやり方【ビデオ圧縮】
フレームレートが40fpsを超えてる場合は、メニューの「設定」→「フレームレートの変更」からフレームレートを落としましょう。(それか「編集」→「再生速度情報の変更」からプロジェクトのfps自体を変更)
参考:【AviUtl】動画のフレームレート(fps)を変更する方法
あとは、
「ファイル」→「プラグイン出力」→「拡張 x264出力(GUI)Ex」などを使って、エンコード(動画として出力)するだけです。
参考:【AviUtl】x264guiExの導入方法と使い方(2/3)【MP4出力】
その他のエンコソフト
MP4(H.264、AAC)でエンコ出来ればどんなソフトでもOKです。
ニコニコユーザーに定評のある「つんでれんこ」などでも問題ありません。
参考:おすすめのフリーエンコードソフト11選【エンコーダー】
その他補足
色の劣化について(画質の劣化)
MMD関連で、「投稿した動画の色が劣化する!」みたいな人が多いみたいですが、
H.264の色空間はYV12(YUV420)なので、ほとんどの場合劣化してしまいます。(防ぎようがありません)
また、MMD動画を作っている人は、UtVideo(RGB)で動画を出力してる人が多い(?)と思いますが、RGBの場合は特に色の劣化が激しくなります。
RGB動画の場合は、ダウンサンプリングフィルタなどのフィルタを使用してエンコすれば、(多少)色の劣化をマシに出来ます。
参考:【AviUtl】RGB・YUV動画の色を劣化させないコーデックの設定
追記:アップ出来る仕様の検証
以下のページにて、ツイッターへ投稿出来る動画について検証されています。
参考:TwitterへのMP4アップロード検証 – Togetterまとめ
追記(2018年8月):
今現在のツイッターの仕様とは異なっている可能性があります。
追記:再エンコード仕様について(高画質・高音質で動画投稿するのはムリ)
色々な条件で動画を投稿してみたのですが、
ツイッター動画投稿テス pic.twitter.com/PkZG1D6goE
— AviUtl易しい使い方 (@aviutl_how_easy) 2016年4月10日
(↑この呟きの動画をDLしてもらったらわかると思います)
どの動画も、
- 映像コーデック: H.264 Main-L3.1
- 音声コーデック:AAC-LC
- 解像度:1280×720
- 映像ビットレート:2Mbps以内くらい
- 音声ビットレート:128kbps
まで強制的に落とされるみたいです。(私が試した限りですが)
なので、(残念ながら)ツイッターに高画質・高音質で動画投稿するのはムリです。
追記(2018年8月):
今現在のツイッターの仕様とは異なっている可能性があります。
このページの情報は以上です。
コメント