「TS抜き」の違法性、メリット・デメリットなどについて紹介します。
TS抜きとは?
「TS抜きってなに?」という人は以下記事を参考にしてみてください。
参考:TS抜きとは?MULTI2とCCIの関係について【B-CASカード】
TS抜きは著作権違反?
「著作権がある動画のコピープロテクトを外すのは違法だろ!」と思う人が居るかもしれません。
確かにそれは違法です。
ですが、TS抜きは、「コピープロテクト(CCI)をかける過程を”無視”」してるだけで、「コピープロテクトを”外してる”」わけではありません。
なので違法とは言えません。
ただ、TS抜きで視聴するに当たって、TS抜きできるチューナーにB-CASカードを挿さなければならないのですが、これはB-CASの利用規約に反します。(ただ、「利用規約に反する」というだけで、違法なわけではない)
なので、もし人前で「俺TS抜きやってるよ!」などと言ったとしても、逮捕される心配は無いので安心して良いでしょう。
というかもし違法なら、TS抜き出来るチューナーが販売され続けてる事自体が問題ですからね。
TS抜きのメリット
①コピーし放題、編集し放題
地デジ・BS/CSの録画データを煮るなり焼くなり好きにできます。
コピーなどもやり放題です。(TS抜きしないで録画した動画は、録画したパソコンでしか観れないので、そのパソコンが壊れちゃったら2度と観る事ができなくなっちゃう)
②動画に詳しくなれる
TS抜き環境の準備・TSファイルのエンコとかしてるうちに、必然的に動画に詳しくなれます。
というか詳しくならざる得ません。(詳しくならないと完璧に扱えないので)
③安価に同時録画数を簡単に増やせる
チューナーを買い足しただけ、録画できる番組数を増やせます。
しかも、BDレコーダーのチューナーとかに比べたらかなり安価。
④番組のスクショを撮れる
視聴しながら、キーボードのボタン1つで番組のスクリーンショットを撮れたりします。
撮った画像をリアルタイムにSNSなどに投稿して楽しめます。
ツイッターなどでリアルタイムでテレビのスクショを投稿してる人がたまにいますが、ああいうのが出来ます↓。
金スマ見てたけど、確かに結果的にはベッキーが悪かった。でもあの男が一番最低だったとずっと思う。ベッキーも色々話せてよかったね。そんなこともあったりすろよねーって思った。間違いはあったけど。ベッキー頑張って!中居さんでよかった。うん。 pic.twitter.com/oeTmIt8rAN
— 오와(‘◇‘)♪ (@owaowaowa) 2016年5月15日
▲こういう風に、テレビ画面をそのままキャプチャしたようなスクショが取れる(しかもリアルタイムに)
⑤パソコンの負荷が軽い
TS抜きせずに、普通にテレビを視聴するのと比べて、パソコンへの負荷が軽くなります。
TS抜きしない市販の地デジ視聴ソフトは、コピープロテクト関連の処理が働いて動作が非常にモッサリしているので。
⑥録画ソフトが優秀
録画ソフト(EDCB、TVRockなど)の機能がかなり優秀です。
番組予約の条件の設定など、市販のBDレコーダーより優秀なので、超厳密に録画予約を設定できたりします。
⑦ニコニコ実況を画面に表示できる
ニコニコ実況のコメントを、ニコニコ動画の動画みたいにコメントを流したりも出来ます。
参考:TVtestをニコニコ実況化できるNicoJKの導入方法と簡単な使い方
TS抜きのデメリット
①準備がかなり手間
TS抜き関連のソフトの準備がかなり面倒臭いです。
初見だと、「BonDriver」とか「TVtest」とか、覚えなければならない単語・ソフト・使い方が多すぎて、挫折するレベルです。
②PC知識がある程度必要
ある程度のPC知識がないと、TS抜きの環境を準備をすること自体が難しいかもしれません。
③製品がTS抜きには無保証
購入した地デジチューナー等が、何らかの不具合でTS抜きで視聴できなくなったとしても、そもそもTS抜きをサポートしているメーカーはいないので、メーカーを頼れません。
完全に自己責任となります。
まとめ
つまりまとめると、
・TS抜きはすごく便利。
・でも、それ相応の知識・やる気・手間が必要。
ということです。
ただ、一度TS抜きの環境を構築してしまえば、あとはチューナーを追加するのも簡単ですし、操作自体も簡単なので、すごく快適です。
テレビをよく視聴する人には、かなりオススメできると思うので、是非チャレンジしてみてはどうでしょうか。
このページの情報は以上です。
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