地デジチューナーには、
- 「内蔵」タイプ
- 「外付け」タイプ(主にUSB)
の2種類あります。
どちらにどういうメリット・デメリットがあるのか、簡単に紹介したいと思います。
最初に注意
「内蔵」も「外付け」も、地デジチューナーとしての性能は全く同じです。
「内蔵の方がラグが少ない!」とか「画質がキレイ!」と言ったことは一切ありません。
なので、選ぶ基準は「どちらの方が自分に合っているか」という点だけです。
内蔵タイプのメリット・デメリット
内蔵タイプというのは、こういうの↓のことです。
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内蔵タイプは、パソコン本体のカバーを外して取り付ける必要があります。
これのメリット・デメリットについてです。
メリット
- パソコン本体に収納できるのでスッキリする
- 外付けタイプより(比較的)値段が安い
- 外付けタイプより使っている人口が多いので、ネットでトラブルシューティングし易い
- 無茶な視聴・録画をしても、(本体自体に)熱を持ちにくい
- ドロップ、エラー、スクランブルが増えづらい(つまり録画に失敗しづらい)
例えば、「チューナー増設しまくって、全番組同時録画してやるぜ!」という人は、外付けタイプだとPC周りがゴチャゴチャしすぎて大変なので、内蔵が向いています。
デメリット
- ノートパソコンには取り付けれない
- デスクトップパソコンな場合でも、「PCI」や「PCI Express」という接続端子がマザーボードに無いと接続できない
- 昔は「PCI」が主流でしたが、最近の地デジチューナーはほとんどが「PCI Express」です
- あと「PCI Express」は更にバージョンが「x1」「x4」「x16」と分かれてますけど、主に使われるのは「x1」です
- 1回取り付けちゃうと(取り外すのが面倒くさいので)そのPCでしか使えなくなる(取り外せば使える)
- デスクトップパソコンな場合でも、省スペースな小さいケースのパソコンだと取り付けれないかもしれない
- 接続端子が廃れちゃうと使えなくなる(「PCI Express」の次の規格とか開発されちゃったらって話)
- パソコン本体を開ける必要があるので、パソコンに疎い人にはちょっと分からないかもしれない
「パソコンの中身なんて何がなんだか分からない!」という人には、デスクトップPCだとしてもムリかもしれません。
まぁ、「TS抜きしてやろう!」なんて考える人は、そこそこPCスキルに長けている人ばかりだと思いますが・・。
外付けタイプのメリット・デメリット
外付けタイプというのは、こういうの↓のことです。
Amazon:PX-W3U4
外付けタイプは、機器自体に直接B-CASカードを挿して(もしくはカードリーダーを用意する)、USBでパソコンと繋ぐだけです。
これのメリット・デメリットについてです。
メリット
- USBなので、別PCでも使いまわせる(ただし、その場合はパソコン側の設定が必要)
- 内蔵と違って、USBは廃れるような規格じゃないので、地デジ規格が変わらない限り一生使える
- パソコンに繋がずに、機器単体(スタンドアロン)で録画可能な機器もある
- 録画したものは、パソコンに落としこめるし、機器に外付けしたHDDに保存したりする事も出来る
ノートパソコンな人は外付け一択です。
パソコンについてあまり詳しくない人な場合も、外付けの方が向いています。
デメリット
- 内蔵と比べて(若干)値段が高い
- ケーブルがゴチャゴチャする
- 複数チューナーを使って録画する場合には、USBからの供給電気だけじゃ足りなくなる可能性もあるので、付属しているACアダプターも接続する必要がある(かもしれない)
- スリープ復帰時とかに録画できていなかったりするトラブルが稀に起こり得る
- 個体差・使用しているパソコンにもよりますが、「録画出来ていなかった」みたいなトラブルが、内蔵タイプより起こりやすいかもしれません
- 冬とか気温が低い時期に起こりやすいらしい?(低温病?)
- 内蔵と比べて安定しにくい(?)
「6、7番組くらいを同時録画したい!」という場合は、チューナーを3個くらい買う必要があるので、そういう場合は外付けだとPC周りがすごくゴチャゴチャしてしまうので、内蔵を検討した方が良いかもしれません。
まとめ
というわけで、内蔵を選ぶか、外付けを選ぶかは、
- 自分の好み
- 自分の環境
次第なので、自分にあった方を選べば良いと思います。
この記事の内容は以上です。
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