ゲームなどを録画する際の必要な「キャプチャーボード」には
- 「ハードウェアタイプ」
- 「ソフトウェアタイプ」
の2種類があります。
この記事では2つの違いを含めて、キャプチャーボードについて紹介したいと思います。
キャプチャーボードとは?
キャプチャーボードは、「繋いだ機器の映像を録画・配信できる機器」です。
例えば、PS4 ↔ キャプチャーボード ↔ パソコン みたいに繋いで、
- PS4の映像をパソコンに保存できたり、
- PS4の映像をストリーミングサイト(Youtube・ニコ生・ツイキャスなど)にてライブ配信したり、
などができます。
「ビデオキャプチャ」と「キャプチャーボード」の違い
人によって、
- ボード状タイプのもの・・・キャプチャーボード
- 外付けでケーブル接続するタイプのものは・・・ビデオキャプチャ
と呼び分けてる人も居るようですが、どちらも同じ意味です。
ソフトウェアタイプとハードウェアタイプの違い
ザックリ言うと、
- ソフトウェアタイプ・・・パソコン側で映像を処理する
- ハードウェアタイプ・・・キャプチャーボード側で映像を処理する
という違いです。
ソフトウェアタイプ
例えば、Wii ↔ キャプチャーボード ↔ パソコン みたいに繋ぎます。
ソフトウェアタイプのキャプチャーボードでは、Wiiの映像をパソコンに送り、パソコンで映像を処理 → 動画として保存します。
なので、パソコンに負荷がかかります。(比較的高スペックなパソコンじゃないと快適に録画できません)
▲ソフトウェアタイプのキャプチャーボードで録画 |
ハードウェアタイプ
例えば、Wii ↔ キャプチャーボード ↔ パソコン みたいに繋ぎます。
ハードウェアタイプのキャプチャーボードでは、Wiiの映像をキャプチャーボードで処理してからパソコンに送る → 動画として保存します。
なので、パソコンに負荷はかかりません。(低スペックなパソコンでも快適に録画できます)
▲ハードウェアタイプのキャプチャーボードで録画 |
それぞれの特徴
特徴を表にまとめると以下のようになります。
ソフトウェアタイプ | ハードウェアタイプ | |
---|---|---|
普通 | 値段 | 高い |
高い | 録画するときのパソコンの負荷 | 低い |
できる (パソコン内で処理するので、使用するコーデックを自分で決められる) | 録画するときにコーデックなどを選択できる | できない (キャプチャーボードで決められたコーデックでしか録画できない) |
発生する可能性がある (低スペックなパソコンだと発生しやすい) | 録画した動画にコマ落ちが発生するか? | 発生しない |
そこそこ発生する (キャプチャーボードでは処理しないとは言っても、ある程度の遅延は発生します) | 遅延 | かなり発生する (映像をキャプチャーボード内で処理した後、パソコンにデータを送るしてくるので、その分どうしても遅延が発生します。(どんなに高価なキャプチャーボードでも遅延は発生します) |
※赤字:メリット 青字:デメリット
まとめ
・キャプチャーボード・・・繋いだ機器の映像を録画したりできる機器
・ソフトウェアタイプのキャプチャーボード・・・パソコン側で映像を処理する
・ハードウェアタイプのキャプチャーボード・・・キャプチャーボード側で映像を処理する
・どちらも一長一短なので、自分の使い方に合う方を選べば良い
このページの情報は以上です。
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