AviUtlでの「パーティクル出力」オブジェクトの使い方について解説します。
パーティクル出力とは
指定したオブジェクトを、連続で出力できるオブジェクトです。
- テキスト文字をパーティクル出力させたり、
- 画像をパーティクル出力させたり、
「オブジェクト」であれば何でもパーティクル出力させる事ができます。
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| ▲図形（円） | ▲テキスト | ▲画像 | ▲カスタムオブジェクト（フレア） |
追加方法
タイムライン上で、
「右クリック」→「メディアオブジェクトの追加」→「パーティクル出力」から追加できます。
オブジェクトの変更方法
設定ダイアログ右上の更新マーク（
）からオブジェクトの種類を変更することで、
パーティクル出力させるオブジェクトを変更できます。
使い方
設定ダイアログの各パラメータを解説していきます。
X、Y、Z
パーティクルの発生位置を変更できます。
出力頻度
出力されるパーティクルの数を指定できます。（個/秒）
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| ▲出力頻度：20 | ▲出力頻度：10 |
出力速度
出力されるパーティクルの速度を指定できます。（px/秒）
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| ▲出力速度：400 | ▲出力速度：200 |
加速度
パーティクルの加速度を指定します。
- 0：一定速度
- ー：減速（速度が0になった時点でパーティクルは消える）
- ＋：加速
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| ▲加速度：0 | ▲加速度：100 |
出力方向
パークティクルの出力方向を設定できます。
- 0：下方向
- 90：左方向
- 180：上方向
- 270：右方向
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| ▲出力方向：0→360 |
拡散角度
出力方向に対して、そこからどれだけ拡散させるかを設定できます。
- 0：出力方向のみ
- 360：全方位
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| ▲拡散角度：0 | ▲拡散角度：30 | ▲拡散角度：360 |
透過率
透明度と同じ効果です。
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| ▲透過率：100→0 |
透過速度
出力されたパーティクルを徐々に透明していく事ができます。（透明度%/秒）
拡大率
全体の拡大率を指定できます。
拡大速度
出力されたパーティクルを徐々に拡大・縮小していく事ができます。（拡大率%/秒）
- 100：1秒で2倍の大きさになる
- 300：1秒で6倍の大きさになる
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| ▲拡大速度：300 | ▲拡大速度：-300 |
回転角
オブジェクトとパーティクルの角度を指定できます。
- 0：正方向
- 90：90度回転（時計回り）
- 180：180度回転
- 270：270度回転（時計回り）
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| ▲回転角：0 | ▲回転角：90 |
回転速度
オブジェクトの回転する速度を指定します。（回転/秒）
- 0：回転なし
- 2：1秒間に2回転
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| ▲回転速度：0 | ▲回転速度：2 |
重力
パークティクル自体に重力の概念を追加できます。
- +：上方向の重力がかかる
- ー：上方向の重力がかかる
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| ▲重力：2000 | ▲重力：-700 |
生存時間
パーティクルの表示される時間を設定できます。（秒）
- 0：画面外に消えるまでずっと表示する
- 1：1秒間だけ表示する
- 2：2秒間だけ表示する
 |  |
| ▲生存時間：0.3 | ▲生存時間：0.5 |
サイズ
パーティクルのサイズを指定できます。
 |  |
| ▲サイズ：100 | ▲サイズ：200 |
縦横比
パーティクルの縦横比を指定できます。
- ー：横長になる
- +：縦長になる
| -50 | 0 |
|---|---|
 | |
| ▲縦横比：-50 | ▲縦横比：0 |
ライン幅
パーティクルの外枠の幅を設定します。値を小さくすれば中抜きの図形になります。
|  |
| ▲ライン幅：4000（デフォ） | ▲ライン幅：3 |
サンプル
「球体（カメラ制御）」アニメーション効果と組み合わせたサンプルです。
【AviUtl】球体（カメラ制御）_パーティクル出力
外部スクリプト
外部スクリプトのパーティクル出力できる効果一覧です。
- 関連効果：
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