AviUtlの有名な入力プラグインの1つである、
「DirectShow File Reader」の紹介記事です。
2018年現在、「DirectShow File Reader」より「L-Smash Works」という入力プラグインの方が、安定していて動作も軽快なので、
「DirectShow File Reader」は、「L-Smash Works」で読み込めない場合のみ使用するのが良いと思います。
読み込み可能な拡張子
AviUtl本体単体(初期状態)では、以下のようなファイルしか読み込めません。
- 画像ファイル全般(jpg,bmp,png等)
- .wav
- .avi
しかし、「DirectShow File Reader」を導入する事で、パソコン内にインストールされているコーデックをDirectshow経由でデコーダーとして使用できるようになります。
つまり、Windows MediaPlayerで再生できる動画であれば読み込めるということです。
「DirectShow File Reader」を導入すれば、
例えば、以下の様なファイルが読み込めるようになります。
- 動画形式
- .flv
- .mov
- .wmv
- .asf
- .mkv
- .webm
- .mpg
- .m2ts・ts
- 音声形式
- .mp3
- .ogg
- .wma
- .m4a(ALAC,AAC含)
- .flac
- .aif
- .aac
例えば、
- iPhoneやデジカメで撮影した.mov動画
- ハイビジョンカメラで撮影した.m2ts動画
- スマホで撮影した.mp4動画
なども読み込めるようになります。
DirectShow File Readerとは?
「DirectShow File Reader」はWindowsの「DirectShowフィルター」呼ばれる機能を利用してAviUtlのウィンドウに映像を表示します。
AviUtlは通常、以下の様な形で動画を読み込もうとします。
DirectShow File Readerを使用すると、以下の様な形で動画を読み込む事になります。(実際にはスプリッターとかレンダラーとかの過程を挟みますので正確ではありません)
このように「DirectShow File Reader」は「Directshowフィルター」という機能に依存してファイルを読み込むようになります。
「DirectShow File Reader」の動作が読み込みファイルによって動作が軽快だったり鈍くなったりするのは、デコーダーの性能によって変わるからです。
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