”元祖”動画配信サービスでお馴染みの「Hulu」について簡単に紹介します。
Huluとは?
元々はアメリカ発の動画配信サービスで、日本で最初に開始した「動画配信サービス」です。
2014年2月から「日本テレビ」が資本に入った為、日本のコンテンツもかなり充実しています。
また、2015年5月には「フジテレビ」とも提携を結んだ事により、更にコンテンツに磨きが掛かっています。(人気アニメで言えば「PSYCHO-PASS サイコパス」とか「ノイタミナ」とか)
こんな人におすすめ
「Hulu」は、以下の様な人にオススメできるサービスです。
動画配信サービスの”古米”だけあって、色々なジャンルの動画が充実している上に、値段もお手頃で、対応機器も多いって感じのサービスです。「動画配信サービス初心者」ならまずHuluで「動画配信サービスを知る」と良いかもしれません。(これを基準にするという意味で)
値段 | 933円/月 |
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無料期間 | 14日間 |
動画本数 | 10,000本 |
使ってみて思ったこと・気づいたこと
私が実際に使ってみて、思った事とかを箇条書きで書いてみます。
- PC・アプリどちらも、インターフェースが非常に分かり易い
- Huluが初めての動画配信サービスデビューだったんですけど、メニューとかが分かりやすくて全く迷う事は有りませんでした
- 海外ドラマがめちゃくちゃ多い印象を受けた
- 登録して速攻、「プリズンブレイク」と「TWENTY FOUR」全話見ちゃいました・・・
- ダウンロード機能が無いからオフライン視聴出来ないけど、私は外で動画を観るのはイヤなので特に問題無かった
- 全部の動画がHD画質なのか、すげーって思った
- フジと日テレが参入しているだけあって、日本のテレビ番組も結構あるなーという印象を受けた
- アカウントホールド機能めっちゃ便利!これはマジで素晴らしい機能やと思った。(後述します)
- (PCで)シークバーにマウスを置いた際、プレビュー画面が表示されるので、目的のシーンまで早送り・巻き戻しがし易い(↓こういうの)
素直に思った事を書き殴ってみました。さすが元祖動画配信サービスだなって感じです。
Huluの優れている点(メリット)
他のサービスと比較して、Huluが優れている点を箇条書き形式で挙げて行きたいと思います。
①画質が良い
画質が良い理由は、
- 「アップスケーリング」しているからなのか、
- 単純にビットレートを多く割いているからなのか、
- それとも他サービスがビットレートをケチっているだけなのか、
分かりませんが、Huluの画質は、他サービスより優れている風に感じます。(同じ動画を比較してみると一目で分かるレベルで違います)
色々なサービスを比較してみて、実際に自分の目で確かめてみると良いでしょう。
②全ての動画がHD画質
「dTV」みたいに、「指定した端末以外から視聴した場合はSD画質になる」みたいな事は無いですし、「一部作品はSD画質のまま」みたいな制限も有りません。
全ての動画をHD画質(1280x720px)で視聴出来ます。
③アカウントホールド機能がある
アカウント一時停止させる事が出来る「アカウントホールド」という機能が備わっています。
例えば、「来週からHuluを見る事は多分無いだろうから、2週間だけアカウントを停止しよう」みたいな事が出来ます。
ただ、停止出来るのは「1週間先から」なので、その日に「即日停止」というのは出来ません。(その代わり、「再開」は即日で出来る)
これは他サービスには無い機能です。(かなり便利だと思われます)
ちなみに「アカウントホールド」で無料期間を引き伸ばしたとしても「請求日」は変わらないので、最初に指定された「請求日」で勝手に引き落とされてしまうので注意です。(無料体験で試そうと考えてる人は要注意)
請求日は変わらない |
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④全ての動画が見放題
他の「dTV」や「U-NEXT」みたいに、「一部作品は有料」みたいな事はなく、「全て見放題」なので、お金を気にせず表示されている動画をドンドン見ていく事が出来ます。
ちなみに「一部作品は有料」という方式の事を「PPV方式」といいます。(逆に「全て見放題」は「定額方式」)
⑤海外ドラマが豊富
元々、海外動画配信サービスだけあって、海外ドラマはかなり豊富です。
有名所である「プリズンブレイク」などでは、「吹き替え」バージョンと「英語」バージョンの2種類用意されていたりします。
Huluと同じく海外動画配信サービスである「Netflix」も海外ドラマは豊富です。
⑥多くの機種に対応している
今現在発売されているテレビの大半は、「Hulu」に標準で対応している為、外付けの「Chromecast」「AppleTV」「Fire TV Stick」などを購入せずとも、そのまま視聴する事が出来ます。
また、テレビだけでなく、「ニンテンドー3DS」や「PlayStation 4」「Wii/WiiU」「Xbox 360」「Vita」などのゲーム機器でも、標準で対応しています。
あと(当たり前ですが)AndroidやiPhoneなどの「スマフォ」からでもアプリを通して、手軽に視聴する事が出来ます。
⑦レジューム機能が有る
シームレス再生(レジューム機能)というのは、例えば「ある動画を途中までパソコンまで観たけど、続きはスマフォで観たい!」ってなった時とかに、スマフォでその動画を再生すると、自動的に続きから視聴する事が出来る機能の事です。
ちなみに「[U-Nextテキスト広告]」「Netflix」にも同じ機能が有ります。
※「dTV」は「dTVターミナル」で視聴した場合のみレジュームされます。
⑧「10秒巻き戻しボタン」が有る
動画を再生するインターフェースに「10秒巻き戻しボタン」が付いているお陰で、「今のシーンの意味が分からなかったからもう1回観たい!」って時とかにすごい役立ちます。
他のサービスではこの機能は有りません。
Huluの劣っている点(デメリット)
他のサービスと比較して、Huluが劣っている点を箇条書き形式で挙げて行きたいと思います。
①オフライン視聴出来ない
Huluは、「オフライン視聴」に対応していません。
端末に動画をダウンロードして、通信量を気にせずに、動画を楽しんだりは出来ないという事です。
オフライン再生に完全に対応しているのは「dTV」のみです。「U-NEXT」は一部動画のみ対応しています。
②吹き替え作品は少ない
すごく有名なドラマ(プリズンブレイクとか)なら吹き替え版も有りますが、基本的に外国の映画・ドラマは「外国語音声+字幕」の形しか有りません。
吹き替え版は殆ど有りません。
とは言っても現在は、「Netflix」以外のサービスは殆ど吹き替えに対応していないというのが現状なので、特段Huluだけが劣っているという程でも有りません。
③アダルト動画が全くない
アダルト動画は全く有りません。
アダルトを定額で楽しみたい場合は、「U-NEXT」以外、選択の余地は有りません。
④最新作が少ない
全ての作品が「見放題」ですが、その代わり、「最新作」の映画などは殆ど有りません。
最新作の映画を楽しみたい人にとっては、かなりのデメリットかもしれません。
まとめ
日本でサービス開始した当初は、まだまだ動画のラインナップも少なく、知名度も全然低かったですが、今や「動画配信サービスと言えばHulu!」というくらいラインナップも増えて、知名度も上がっています。
海外の映画・ドラマ、国内の番組が好きな人なら、登録して後悔する事は恐らく無いサービスと言えるでしょう。
※動画配信サービスの比較については以下の記事を参考にして下さい。
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