【AviUtl】x265guiExの導入方法と使い方【H.265/HEVC】

AviUtlにて「H.265/HEVC」コーデックでエンコードする事が可能になる出力プラグイン「x265guiEx」の導入方法と使い方について簡単に紹介。

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H.265コーデックとは?

h265

H.265コーデックの特徴を列挙すると以下の様な事が挙げられます。

  • 現在、動画コーデックの主流である「H.264」コーデックの後継コーデック
  • 「H.264」の半分程度のビットレートで、同等の画質を得る事が出来る
  • 再生負荷が大きい(低スペックパソコンだと再生がキツい)
  • ビットレート当りの画質が最高に優れている(2015年11月現在)
  • 8Kの解像度まで対応

どれくらい性能(圧縮率)が良いのか分かりやすいように例を出すと、DVDで使用されてる「MPEG-2」コーデックの4倍くらい性能が良くて、CDに採用されている「MPEG-1」コーデックの8倍くらい性能が良いって感じです、だいたい。

H.264とH.265を比較した画像(文字の部分とかかなり違います)
s-2015-11-25_14h09_08
※拡大するともっと分かりやすいです

「H.265」に対抗するコーデックとして、Googleが「VP9」というロイヤリティーフリーでオープンソースなコーデックを開発していますが、性能的にはこれと同じくらいです。

ちなみに、Youtubeでは現在(2015年11月)、WebMコンテナに対応しているブラウザで視聴すると「VP9」に再エンコードされたものが再生されるようになっています。(それ以外のブラウザだと「H.264」で再生される)

HTML5対応ブラウザで見た様子(VP9)
webm_youtube_vp9

「H.265」でエンコードした動画をストリーミングサイト等(youtube、ニコニコ等)に投稿しても、「H.264」や「VP9」に再エンコードされてしまうので、現状、ストリーミングサイトに投稿するのが目的なら、H.265でエンコードする意味は有りません

※ストリーミングサイトへの投稿が目的なら「H.264」が推奨です。

「H.265」は、「なるべく高圧縮・高画質で、自分で保存しておく用にエンコードしたい!」って場合に使用すると良いコーデックです。

x265guiExとは?

x265_logo

「H.265」のエンコーダーである「x265」をAviUtlで使用出来るようにした出力プラグインです。

導入方法や使い方など、基本的に「x264guiEx」と同じです。

作者は「x264guiEx」と同じく「rigaya」氏です。

導入方法

導入方法について簡単に紹介します。

  1. rigaya氏のブログより「x265guiEx」をダウンロードする
    • 右サイドバーの一覧の中にあります
  2. ダウンロードしてきたファイルを解凍する
  3. フォルダの中に入っている「auo_setup.exe」ファイルを実行する
    auo_setup
  4. 2015-11-24_19h57_24マークをクリックして、AviUtlのフォルダへのパスを指定した後、「次へ」をクリックする
    x265guiEx_導入
  5. 「終了」をクリックして完了
    x265guiEx_導入2

以上で導入は終了です。

使い方

メニューの「ファイル」→「プラグイン出力」→「拡張 x265 出力(GUI) Ex」を選択します。

x265guiEx_ビデオ圧縮

▲あとは、「ビデオ圧縮」というボタンを押して、エンコード設定を行う→元の画面に戻って「保存」を押してエンコード開始って流れです。

基本的な使い方とか設定方法については「x264guiEx」とほぼ同じなので、詳しい説明は割愛します。

※詳しくはx264guiExの記事を参考にして下さい。

x265guiEx_画面

x265とx264の比較

全く同じ動画を「x265」と「x264」でエンコードしてみて、どれくらい結果が違うか簡単に検証してみました。

※ちなみにFFmpegでも同じようなテストをしてます。

  • エンコ動画スペック
    • 長さ:12秒(短いですが勘弁を。。)
    • fps:30
    • 解像度:1280×720
    • 動画種類:実写
  • エンコしたPCのスペック
    • CPU:core i7 2600k
    • メモリ:12GB
比較表
x264 x265
エンコ時間 23秒くらい 3分30秒くらい
ファイルサイズ 4.25MB 2.45MB
総ビットレート 2874kbps 1658kbps
再生負荷 9~10%くらい 9~13%くらい
画質
(見分けが付かないレベル)
264 265

「H265」の所感としては、

  • エンコ時間長すぎ
  • H.264の半分ファイルサイズで、H.264と同程度の画質
  • 再生負荷は若干H265のが高い

って感じです。

一番のネックはエンコ時間ですね。たかだか12秒程度の動画に3分はちょっと掛かり過ぎです。。

10分の動画をエンコしたら50分も掛かっちゃうって事ですからね。。

実用性はあまり有りませんが、「エンコ時間はどれだけ掛かっても良いから、ファイルサイズをなるべく小さく、高画質なままエンコードしたい!」って人には向いてるかもしれません。

このページの情報は以上です。

関連ページ【AviUtl】FFmpegOUTでWebM・ASF・TS形式の動画をエンコードする方法【出力プラグイン】

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コメント一覧

  1. 桃太郎 より:

    不躾で申し訳ないのですが、rigayaさんの名前がrygayaになっているところがあります。
    x265guiExとは?の部分です。