【AviUtl】歪み系エフェクト(ラスター・波紋・極座標変換・ディスプレイメントマップ・ミラー)の使い方

AviUtl拡張編集機能の「歪み」関係の「エフェクト」の使い方ついて紹介します。

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ラスター

オブジェクトを縦横に歪ませて、海の中でのワカメのような動きをさせるエフェクトです。

ラスター_設定ダイアログ

横幅

歪ませる横幅を設定します。

ラスター_横幅50 ラスター_横幅100
▲横幅:50 ▲横幅:100

高さ

歪ませた1つ1つの「幅」を指定します。

ラスター_高さ50 ラスター_横幅100
▲高さ:50 ▲高さ:100

周期

歪ませたオブジェクトを波打たせる間隔(周期)を指定します。

ラスター_横幅100 ラスター_周期3
▲周期:1 ▲周期:3

縦ラスター

歪みを縦に変更出来ます。

ラスター_縦ラスター

ランダム振幅

「横幅」がランダムに可変します。

ラスター_ランダム振幅

関連スクリプト

波紋

水面に小石を放り投げた際の水面の動きのようなエフェクトです。

波紋_設定ダイアログ

中心X、中心Y

波紋の中心位置を変更します。

1つ1つの波紋の幅を設定出来ます。

ラスター_幅10 ラスター_幅30
▲幅:10 ▲幅:30

高さ

波紋の高さを変更する事が出来ます。

小石を投げ入れた時と、大石を投げ入れた時の違いのような感じです。

ラスター_幅30 ラスター_高さ30
▲高さ:15 ▲高さ:30

速度

波紋の波打つ速さを変更出来ます。

ラスター_幅30 ラスター_速度300
▲速度:150 ▲速度:300

詳細設定

左下の「詳細設定」から波紋について更に詳細な設定を行えます。

ラスター_詳細設定

波紋数

0で延々と繰り返し、1以上で設定した数値分だけ波紋が発生します。

ラスター_波紋数1 ラスター_波紋数3
▲波紋数:1 ▲波紋数:3

波紋間隔

波紋の間隔を指定します。「波紋数」で設定した波紋数だけ、「波紋間隔」に応じて出力されるイメージです。

増幅減衰回数

波紋の「高さ」が最大になる回数を指定します。

例えば「3」とすると、波紋の3つ目の時点で高さが最大になります。
逆にマイナスを指定すると徐々に減衰するイメージになります。

「色ずれ」エフェクトなどと組み合わせてみると本当に水面に映っているような感じになるかも?しれません。
色ずれ_波紋
参考:色関係エフェクト(色ずれ・単色化・グラデーション・拡張色・特定色域変換)の使い方【フィルター】

極座標変換

オブジェクトを直交座標から極座標に変換できるエフェクトです。(高校の数学とかで習うやつです)

極座標_直交座標_違い

単純に言えばオブジェクトを円形に変形します。

極座標_設定ダイアログ

中心幅

変換した後の図形の真ん中に空ける穴の大きさを指定出来ます。

極座標変換_中心幅200

拡大率

オブジェクト自体の拡大率を変更出来ます。

オブジェクト自体の設定ダイアログの「拡大率」を変更するのと同じ効果です。

極座標変換_拡大率

回転

オブジェクトを回転させます。

オブジェクトの設定ダイアログの「Z軸回転」(標準描画の場合は「回転」)を変更するのと同じ効果です。

極座標変換_回転360

渦巻

円形に変形したオブジェクトを中心からねじって行くように感じで歪ませます。

※ちなみに「画像」以外にも「文字」を使用しても「それっぽく」なります

極座標変換_渦巻き 文字_極座標変換前 極座標変換_渦巻き_文字
▲画像 ▲文字(適用前) ▲文字(適用後)

※この「渦巻」だけに関して言えば、後述する「ディスプレイメントマップ」の「回転変形」と「ぼかし」をうまく組み合わす事でも表現する事が出来ます。

「ラスター」と「極座標変換」を組み合わせると良い感じに気持ち悪い動きになります。
ラスター_曲座標変換gif

「音声波形」オブジェクトに適用してみても面白いです。

音声波形 極座標_音声波形 極座標_音声波形_ミラー
▲普通の音声波形 ▲極座標を適用した例 ▲ミラーも適用させた例

また、「画像ループ」などと組み合わせても変わった効果にできます。

参考:画像ループエフェクトの使い方

こんな感じでエフェクトの組み合わせと設定次第でかなり面白いエフェクトを作れたりします。

※ティム氏製の「極座標変換」を使用すれば、本家の「極座標変換」の効果とは少し違う事が出来ます。
極座標変換_逆変換ON
参考:【AviUtl】ティム氏のスクリプトまとめ④【変形・歪み効果(ディストーション系)】

ディスプレイメントマップ

指定の形状で、オブジェクトを歪ませる事が出来るエフェクトです。

多機能で使いこなすのがかなり難しいですが、色々いじってると何となく分かってきます。

あとディスプレイメントマップの「回転」などは時折反応しなくなる?事があるかもしれません(私の気のせいかも?)

ディスプレイスメントマップ_設定ダイアログ

変形X、変形Y、拡大変形、拡大縦横、回転変形

歪みの強さを変更出来ます。

ディスプレイメントマップ_歪み1

X、Y

歪みを掛ける中心位置を決めます。

ディスプレイメントマップ_X_Y

回転

歪ませる範囲を回転させます。

ディスプレイメントマップ_回転

サイズ

歪ませる範囲を指定出来ます。

ディスプレイメントマップ_サイズ

縦横比

歪ませる範囲の縦横比を設定出来ます。

ディスプレイメントマップ_縦横比

ぼかし

歪ませる範囲との境界をぼかします。

ディスプレイメントマップ_ぼかし

マップの種類

歪ませる範囲の形を設定出来ます。

ディスプレイメントマップ_円 ディスプレイメントマップ_四角形 ディスプレイメントマップ_三角形 ディスプレイメントマップ_五角形 ディスプレイメントマップ_星
▲円 ▲四角形 ▲三角形 ▲五角形 ▲星形

変形方法

ディスプレイスメントマップ_変形方法

  • 移動変形:歪み範囲を移動させる事で歪ませる
  • 拡大変形:歪み範囲を拡大させる事で歪ませる
  • 回転変形:歪み範囲を回転させる事で歪ませる(極座標変換の「渦巻き」とちょっと似てるかも)
ディスプレイメントマップ_歪み ディスプレイメントマップ_拡大変形 ディスプレイメントマップ_回転変形
▲移動変形 ▲拡大変形 ▲回転変形

「ディスプレイスメントマップ」を2重掛けする事で、「移動変形」歪みをかけつつ「拡大変形」歪みをかけたりする事も出来ます。

ディスプレイスメントマップ_2重

使用者の腕次第でかなりカッコイイ動画を作れるかもしれないエフェクトかもしれません。

※ティム氏製の「簡易モーションパス」や「ワイヤー3D」を使用すれば、3D的にオブジェクトを曲げたり、伸ばしたり、ねじったり出来ます。

簡易モーションパス() ワイヤー3D
モーションパス_sp.3ds-犬咲夜(元画像) ワイヤ3D
渦(変化0) 渦(変化1)
渦1 渦

参考:【AviUtl】ティム氏のスクリプトまとめ④【変形・歪み効果(ディストーション系)】

関連:(テツ氏)

ミラー

オブジェクトを鏡映しにするエフェクトです。

ミラー_設定ダイアログ

透明度

鏡映しにしたオブジェクトの透明度を設定します。

ミラー_透明度0 ミラー_透明度50
▲透明度:0 ▲透明度:50

減衰

オブジェクトから離れるにつれて鏡が段々薄れていくようになる設定です。

ミラー_透明度50 ミラー_減衰30
▲減衰:0 ▲減衰:30

境目調整

鏡と本体との距離を変更出来ます。

ミラー_透明度50 ミラー_境目調整50
▲境目調整:0 ▲境目調整:50

ミラーの方向

鏡の向きを上下左右変更します。

ミラー_境目調整0 ミラーの方向_上 ミラーの方向_右 ミラーの方向_左
▲下 ▲上 ▲右 ▲左

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