【AviUtl】グループ制御の使い方

AviUtlの「グループ制御」オブジェクトの使い方について紹介します。

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グループ制御制御オブジェクトとは?

グループ制御は、複数のオブジェクトをまとめて操作する事ができるオブジェクトです。

例えば、

  • 複数のオブジェクトをまとめて、移動・拡大縮小・回転・反転する
  • 複数のオブジェクトにまとめてエフェクトを適用する

などが行えます。

追加方法

タイムライン上で

「右クリック」→「メディアオブジェクトの追加」→「グループ制御」から追加できます。(グループ制御

設定ダイアログの項目

以下、解説です。

グループ制御_設定ダイアログ
  • 上位グループ制御の影響を受ける:
    • 上のレイヤーにある「グループ制御」オブジェクトの影響を受けるかという設定。
      screenshot_50
      (この例で言うと、赤色のグループ制御の「上位グループ制御の影響を受ける」のチェックを外せば、黄色のグループ制御の影響を受けなくなる)
  • 同じグループのオブジェクトを対象にする:
    • グループ制御下の「グループ化」されているオブジェクトをグループ制御の影響を受けなくする設定。
      同じグループのオブジェクトを対象にする:
      (この例で言うと「Layer3」と「Layer4」をグループ化してるので、グループ制御の影響を受けなくなる )
  • 対象レイヤー数:
    • 対象レイヤー数を設定できます。
      対象レイヤー数

具体的な使い方

具体的な使い方を紹介します。

例えば、(図1)のようにオブジェクト配置したと仮定します。

screenshot_59
図1

Layer1のグループ制御に「グラデーション」を適用すると、

グループ制御下にあるオブジェクト全てにグラデーションが適用されます。(図2)

screenshot_60
図2

設定ダイアログのパラメータを弄ると、

オブジェクト全体が1セットとなって、パラメータが変更されます。

例えば、「Z軸回転」をいじると、オブジェクト全体がZ軸回転します。(図3)

screenshot_61
図3

通常、(図3)のようにグループ制御のパラメータをいじると、グループ制御下全体が1つのオブジェクトとしてパラメータが変更されますが、

「基本効果」の

  • 回転
  • 拡大率
  • 座標

など使用すれば、オブジェクト毎のパラメータを弄れます

例えば、「回転」を追加して、「Z」をいじるとオブジェクト単位でZ軸回転できます。(図4)

screenshot_64
図5

 

グループ制御の大体の使い方は以上のような感じです。

 

このページは以上です。

 

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